敬老の日の花の種類と花言葉。デザイナー厳選の定番以外のおすすめ品!
朝晩の空気も涼しくなりはじめた9月の下旬にある記念日は敬老の日ですね。(毎年9月第3月曜日)
日頃の感謝と長寿を願って、おじいちゃん、おばあちゃんをお祝いしていますか?
敬老の日のプレゼントの定番と言えば、花束やアレンジメントですよね。
私も毎年、白とピンクのバラを入れたアレンジメントを母2人に送ります。
95歳の祖母には、リンドウと千日草のアレンジメンをプレゼントしていますよ!
今回は私が贈っているお花を含め、敬老の日におすすめのお花と花言葉をご紹介しますね!
敬老の日に贈る花の種類と花言葉!
敬老の日に送るお花にはいろいろ種類がありますが、その花言葉ってしっていますか?
敬老の日に送られる代表とも言えるリンドウの花です。その昔、聖徳太子が「冠位十二階」を定めたときに最も位の高い人の色を紫色にしたことから「紫色」は高貴な色としてされています。
リンドウの花言葉は正義、勝利、誠実、貞節、またリンドウの根を竜胆(りゅうたん)といい漢方薬では、健胃生薬として利用されています。
花言葉にある勝利は「病気に勝つ」とう意味もあるんですよ!紫がかったリンドウの花は敬老のお祝いに贈るのにピッタリなお花ですね!
あまり生花で店頭に並んでいるのは見ないかもしれませんが『千日紅』と言うお花です。ドライフラワーになっているものなら見た事あるのではないでしょうか?
●千日紅の花言葉
変わらぬ愛情、不老長寿、不滅、不屈
私は祖母用のアレンジメントにリンドウと千日紅を使っています。生花を楽しんだ後は逆さに吊るしてドライフラワーにすると長く楽しめますよ!
私の祖母の部屋には、約20数年分の千日紅のドライフラワーが吊るされています・・・
今では千日紅のドライフラワー作りが祖母の季節の趣味になっています。(汗)
見た目も豪華で華やかなバラは贈り物の定番ですね。バラには様々な色と種類が、その中でも白とピンクのバラがおすすめですよ!
●白バラの花言葉
深い尊敬、純潔、私はあなたにふさわしい、純潔、清純
●ピンクバラの花言葉
温かい心、感銘、上品、可愛い人、美しい少女、愛の誓い
ですが、バラのつぼみや小ぶりな物は花言葉の意味が変わってきます。白バラつぼみ、小花:少女時代、恋をするには若すぎる。ピンクバラの大輪:赤ちゃんができました。
などなど、意味が違ってきてしまうので気をつけてくださいね。
後、バラは贈る本数でも意味が違うんですよ!
●バラの本数による意味合い
1本「一目ぼれ」「あなたしかいない」
2本「この世界は二人だけ」
3本「愛しています」「告白」
4本「死ぬまで気持ちは変わりません」
5本「あなたに出会えた事の心からの喜び」
6本「あなたに夢中」「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」
7本「ひそかな愛」
8本「あなたの思いやり、励ましに感謝します」
9本「いつもあなたを想っています」「いつも一緒にいてください」
10本「あなたは全てが完璧」
11本「最愛」
12本「私と付き合ってください」
13本「永遠の友情」
15本「ごめんなさい」
こんな感じで999本まで意味があります。ここも気をかけて贈ると気持ちがこもっていいですね!
私が母に贈るバラは白が3本、ピンク5本を入れた8本のバラのアレンジメントです
意味は、あなたの温かい心に感謝し、深く尊敬します。(照)
結婚式の花嫁のブーケなどにも使われるユリの花ですが敬老の日の贈り物にもおすすめです。
特に白のカサブランカとオリエンタルリリーは優雅でエレガントですね
●カサブランカの花言葉
高貴、祝福
●オリエンタルリリーの花言葉
高貴
私は父にオリエンタルリリーを基本にオレンジでまとめたブーケと日本酒セットを敬老の日に贈っています。日本酒は父の要望です(汗)。因みに、父の日はオレンジのバラと芋焼酎です(笑)。
敬老の日の花で定番以外のおすすめな物
お花を贈るといつも一緒!なんて方のために、定番以外のお花もご紹介しますね!
ガーベラは、春と秋に花が咲く多年草です。ガーベラ単体でのアレンジメントも素敵ですが、どちらかと言うとわき役に回ることが多いお花です。
●ガーベラ全色の花言葉
希望、常に前進、前向き、美しさ、感嘆
ただ色ごとに花言葉があるので、お祝いごとに送るのなら
オレンジ色:冒険心、我慢強さ、忍耐強さ
黄色:究極美、究極の愛、親しみやすい、優しさ
白色:希望、律儀、純潔
などがおすすめですよ!
色鮮やかな花を咲かせるダリヤですが、花の色や種類はバラに負けない程あります。和名は天竺牡丹(テンジクボタン)と言われ花の大きさ、形が牡丹の花に似ているのでつきました。
ですが、原産国はメキシコのお花なんですよ!
私は生け花の時につかいますが、店頭で切り花で見かけることはないかな?
●ダリヤ全体の花言葉
気品、栄華、移り気、不安定、威厳、裏切り、
などで贈るのには躊躇してしまうような花言葉です。
ですが、白ダリヤだけは感謝、豊かな愛情と言う花言葉をもちます。
今年は祖母や母の前で生け花を披露するのもいいですよ!その時にはぜひダリヤを真に使ってくださいね、
お花の名わき役と言ったらこのカスミ草です。花束やフラワーアレンジメントに欠かせない花の1つで他の花を引き立てる可憐なカスミソウ。
●カスミソウの花言葉
幸福、親切、清らかな心、無邪気
純白の小さな花、カスミ草だけの花束も素敵ですよ。生花を楽しんだ後はドライフラワーにすると長い間楽しめます。
このお花、なんだかわかりますか?
雑穀として知られているアマランサスです。赤紫色の花が枝垂れて咲きます。
●アマランサスの花言葉
不老不死、不滅、心配ご無用、粘り強い精神
長生きを通り越して、不老不死の花言葉を持つアマランサスすごい!
アマランサスの花と雑穀を一緒に贈っておじいちゃん、おばあちゃんの長寿をお祝いするのも素敵ですね!
青く澄んだお花デルフィニウムです。種類も多く200品種も確認されています。
●デルフィニウムの花言葉
あなたは幸福をふりまく高貴、尊大、慈悲、清明
黄色のガーベラ、カスミ草と合わせて優しく、清らかな心で一緒にいると幸福をふりまくてくれる人。だからいつまでも長生きしてね!なんてメッセージを添えておじいちゃん、おばあちゃんに贈ると素敵だと思いませんか?
敬老の日の花で贈ってはいけないものとは?!
たくさんある花の中には、敬老の日のお祝いのプレゼントとして望ましくないお花も存在します!
●菊の花
旬の花なのですが、「葬儀」のイメージが強い花です。縁起が悪いと意味嫌われるのでプレゼントには向いていません。
●彼岸花(萬珠沙華)
怪しげでミステリアスな雰囲気のお花ですがこのお花の名前の由来が縁起が悪すぎるんです。彼岸花の根には毒があり、この根を食べてしまうと彼岸に旅立つことから彼岸花と名付けられたのだとか・・・
他にも、鉢植え。
鉢植えは「根がある」=「根つく」と言われて、入院や病状が長引くなどの意味から静養中の方などへのプレゼントには向いていません。
また、高齢の方へのプレゼントだと毎日の世話が大変だったりするのでやはりおすすめはしません。
敬老の日の花のまとめ
今回紹介した以外にも、素敵なお花はたくさん存在します。
花言葉が敬老の日の贈り物にふさわしくない物もたくさんありますが、長寿と健康を祝う気持ちが大切なので、おじいちゃん、おばあちゃんの好きな花をプレゼントしてくださいね!
私は祖母にアマランサス+雑穀アマランサスを用意して、アマランサスを見ながらアマランサスを食べて目指せ不老不死!と笑いながら贈りたいと思います。もちろん、リンドウと千日紅も贈りますよ!(笑)
みなさんの素敵な敬老の日のプレゼント選びのお役に立てたら幸いです。