インフルエンザ初期症状の見分け方。潜伏期間や予防接種の大事さについて!
2017/11/17
冬になると気になるのが風邪や感染症。寒さと乾燥がより体調を悪くしてしまいます。
冬の感染症と聞いてイメージするのがインフルエンザですよね。
では、そのインフルエンザは風邪とどこが違うのでしょうか?
判断を間違えると自分が辛いだけではなく、周りにも迷惑をかけてしまします。
今回は、インフルエンザの対策や初期症状について紹介しますのでしっかりと頭にいれておきましょうね。
インフルエンザの初期症状は見分けられる?
インフルエンザの特徴はなんといっても高熱が出ることです。
高熱に伴い、全身に関節痛や筋肉痛、倦怠感が現れ、頭痛や寒気に襲われることもあります。人によっては食欲不振になることも。
普通の風邪の症状である、咳やくしゃみ、鼻水はインフルエンザにかかった初期ではあまり見られません。
風邪のような症状は、熱がある程度下がってから遅れて現れます。
このように、風邪とは初期症状が異なるので、寒い時期に体調を崩した際にはその症状に注目して判断しましょう。
急に高熱が出たら、インフルエンザを疑ったほうがよいでしょう。すぐに病院に行き、検査をしてもらってください。
インフルエンザの発症までの潜伏期間は?
インフルエンザは感染力が高いことも知られています。
感染の主な経路は飛沫経路だと言われているので、人がたくさんいる場所に行く際はマスクをして予防をしましょう。
また、インフルエンザは1~3日間の潜伏期間があることが困りもの。症状が現れる前に、身体に潜むウイルスが周りに広まっていることがあるのです。
飛沫感染だけでなく、接触感染、空気感染もあり得るので、手洗いうがいを徹底して、少しでも感染経路を断ちましょう。
万が一インフルエンザに感染をしたら、学校は出席停止になり、会社も休む必要があります。
出席停止の場合は解熱後2日間、発症後5日間は自宅療養と決められており、出席・出勤をする前には再度病院に行き、許可をもらいましょう。
病院で申し出をすれば、治癒証明書を発行してもらえます。学校や勤務先で必要になる場合もありますので、事前に必要か確認をしたうえで病院に行くとよいでしょう。
インフルエンザならないためにも予防接種が大事と実感
前述のように、インフルエンザにかかると大変です。しかし。人と関わらずに過ごすことはできないので、かからないように対策をとることが重要。
毎年秋になると、各病院ではインフルエンザの予防接種が始まります。インフルエンザは早い人だと10月ごろに発症が見られ、12月~2月のさらに寒くなる時期に大流行します。
予防接種は打ってすぐに効果が出るわけではなく、抗体ができるまでには1ヶ月弱の期間が必要です。
そのため、ピークに備えた11月ごろに打つのがオススメです。とはいえ、ついつい後回しになりがちですよね。
私も毎年打たなければと思いつつ、年末ぎりぎりになることがしばしば…。そのころになると通常の風邪の患者さんも病院内に増えてくるので、風邪をもらわないためにも、早めの時期のほうがいいかもしれません。
ちなみに、赤ちゃんは生後6ヶ月になっていれば予防接種は受けれます。
子どもの場合は2回予防接種を受けるのが望ましいとされており、1回目と2回目の間隔は1~4週間あける必要があります。
ピークの時期も考えて、子どもの場合は早めに行くほうがよさそうです。また、妊娠していても予防接種は受けられるので、こちらはかかりつけの病院にあらかじめ伝えた上で受診しましょう。
学生時代、1週間のサークル合宿中にインフルエンザが蔓延したことがありました。
例に漏れず私も感染していたわけなのですが、予防接種を打っていたおかげで、恥ずかしながらそのことに気付かず…。
頭は痛いしなんとなく身体がだるいなあ、疲れてるのかなあと感じただけでした。改めて予防接種の大切さを思い知った覚えがあります。
気付かないというのはレアケースかもしれませんが、かかったとしても症状は確かに軽くなるので、予防接種に行くことをおすすめします。
インフルエンザのまとめ
寒い時期はただの風邪はもちろん、インフルエンザに以外にもノロウイルスをはじめとした感染症が流行ります。
日頃の生活リズムを整えたり、食事に気をつけたり、基本的なところから対策をしましょうね。