お中元ののしの書き方。会社名や名前にも基本マナーがある!
2017/05/12
お中元の季節ですね。日ごろからお世話になっている方々に感謝の気持ちと、健康を
願う気持ちを表すために行われてきた、日本に古くから伝わるよき風習です。
今日はそんなお中元の、のしの書き方についてみていきましょう。
お中元の熨斗(のし)の書き方を学んでおこう。
そもそも、お中元とはどのようなものなのでしょうか?
初めに、お中元について少し見ておきましょう。
お中元とは、旧暦の1年を2回にわけて、その節目となる7月15日を『中元』
と言います。これと伝来した仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)が重なり、先祖の
霊にお供えをしたり、お世話になった家や人に贈り物をした習慣が『お中元』
のはじまりです。
それでは、次に熨斗の書き方を見てみましょう。
熨斗とは、「あわびのし」と言って、アワビを熨して乾燥させて保存食としたものです。
秦の皇帝が、不老長寿の薬としてアワビを探すように命じ、
長寿の象徴としてお祝いには欠かせない物となりました。
今では形だけとなっている、祝儀袋の右上についている黄色のものがその名残です。
最近は、祝儀袋のことを「熨斗」という方や、品物に水引掛けることを「熨斗」という方が多いのですが、
熨斗は本来、祝儀袋の右側についているものをさします。
それでは、続いて熨斗の書き方を見てみましょう。
出典:http://www.fujiya-chaho.com/noshi/
●個人名の場合
下段中央にフルネームで書きます。姓だけでも大丈夫です。
●連名で贈る場合
右側に目上の方の名前を書きます。連名は3名までにしましょう。
●3人以上の連名の場合
下段中央に、代表者名を書き、「外一同」と左側に書きます。
中包みに他の人の名前を書きます。
以上が基本の書き方になります。
熨斗に書く会社名や名前の基本マナーは忘れずに!
自分の会社名や、先方の会社名を入れるときもマナーがありますので覚えておきましょう。
●会社名をいれる場合
名前の右側に会社名を書きます。
●名刺をつける場合
下段の中央に名刺がはがれないように貼ります。
●先方の名前をいれる場合
上段の左上に相手の名前をいれます
●先方の名を入れ、連名で贈る場合
上段の左上に相手の名前を入れて、通常の連名とは目上の人の順序が
逆になり、左側から目上の人の名前を書きます。
会社名を書くときは、(株)など略称は使わずに、正式名称で書きます。
また、法人であれば、会社名のみか肩書を含めたフルネームで書きましょう。
少しややこしですが、連名で贈る場合、先方の名前を入れるか入れないかで変わるので注意してくださいね!
お中元の熨斗は結び方で意味が違う
のしの結び方によっても意味合いが変わってきます。
よく見かける基本的な結び方は以下の2つになります。
出典:http://item.rakuten.co.jp/akebono/c/0000000185/
●蝶結び(花結び)
一般的なお祝いは「蝶結び」を使用します。蝶結びは「ほどけやすいがまた結びなおせる」ということから、何度あってもいいというお祝い事に使用します。
出産・昇進・引っ越し・入学・就職などに使用。
●結び切り
一度きりでよいことには結び切りを使います。結婚・弔事・病気のお見舞いなど、繰り返してほしくないことになります。通常は紅白の水引を使用します。結婚式は金銀で、弔事の場合は黒白が一般的です。
お中元は、7月上旬から15日くらの間に届くように贈ります。
7月15日を過ぎてしまったら「暑中御見舞い」または「暑中御伺い」を用います。
8月に入って立秋を過ぎてしまったら「残暑御見舞い」または「残暑御伺い」と書きます。
お中元は一般的には7月1~7月15日とされていますが、関西地方は7月15日~8月15日までとされており、地方によって少し変わりますのでご注意を!
お中元の熨斗の書き方まとめ
日ごろの感謝を込めておくるお中元。
相手の好みや相手に喜ばれるものを選んでよりよい関係を築けるきっかけになるといいですね。
日本のよき古き習慣を大切にしていきたいものです。