夏休み自由研究は工場見学がおすすめ。全国の人気スポットとレポートのまとめ方
2016/08/09
夏休みの自由研究は終わりましたか?なかなか手がつけられなくて結局、ギリギリになって完成させるという子も多いのではないでしょうか。そんな子のために工場見学はいかがでしょうか。
全国のどの県にも工場見学できる所は必ずありますので、親子で楽しんでさっとレポートを仕上げてしまいましょう。今回は、工場見学に行く前の準備からレポートのまとめ方について紹介します。もちろん、おすすめの人気スポットを紹介しますので、是非参考にしてください。
夏休みの自由研究は工場見学がおすすめ
夏休みの宿題として出されるものは、ドリルやプリント、読書感想文、絵、工作などがありますが一番手こずるとされているのが自由研究です。手こずる原因として、こんな意見があります。
●テーマが選びきれない
●途中でなかだるみする
●まとめられない
●アドバイスを聞かない
一番はなんといっても、テーマが選びきれないということではないでしょうか。小学校低学年ですとなかなか自分の意思で決めれませんし、かといって親が決めるとテーマが難しかったり、興味を持たなかったりします。
観察日記をテーマにした場合などは、気がついたら花が咲いていて日記にならなかったということもあります。そんなことにならないように、2~3日できるようなテーマを選ぶのが良いのではないでしょうか。
簡単にできて、子供たちが興味をもって楽しんで学ぶには工場見学がピッタリでしょう。お菓子やおもちゃの工場見学で喜ばない子なんていないでしょう。
工場見学は子供だけではなく、大人も一緒に楽しめるのが魅力ですから、ぜひテーマにしてください。楽しみすぎてレポートを忘れた!ということにならないように、レポートに関しては事前準備から書き方などは大人がフォローしてあげてくださいね。
夏休みの自由研究で訪れたい全国で人気の工場見学
それでは、全国で人気の工場見学を順番に見ていきましょう。気になる工場があったら、詳細を確認してくださいね。
●北海道
・石屋製菓 白い恋人パーク (札幌市)
・コカ・コーラ (札幌市)
・サッポロビール (恵庭市)
・ニッカウイスキー (余市郡)
・キッコーマン (千歳市)
・富良野チーズ (富良野市)
⇒ 北海道の工場見学で子供に人気のスポット!大人と一緒に食材について学ぼう!
●東北
・小岩井乳業㈱ (岩手)
・ヤクルト (岩手)
・鐘崎かまぼこの国 (宮城)
・桃川株式会社 (青森)
・会津喜多方河京ラーメン館 (福島)
・稲庭うどん 佐藤養助商店 (秋田県)
⇒ 東北の工場見学で子供に人気のスポット!大人も一緒に食品について学ぼう!
●関東
・赤城乳業株式会社「ガリガリ君」 (埼玉)
・カップヌードルミュージアム (神奈川)
・カルビー (栃木)
・JAL SKY USEUM (東京)
・ANA (東京)
・日産自動車 (神奈川)
⇒ 関東の工場見学でおすすめの人気スポットを夏休みに親子で楽しもう!
●東海
・おやつカンパニー (三重)
・明治製菓 (静岡)
・キリンビール (愛知)
・バンダイ (静岡)
・トヨタ自動車 (愛知)
・ヤマハ (静岡)
⇒ 東海の工場見学で子供に人気のスポット!大人も一緒に伝統技術を学ぼう!
●北陸
・北陸コカコーラ (富山)
・アサヒ飲料 (富山)
・ますのすしミュージアム (富山)
・能登ワイン (石川)
・箔座ひかり藏 (石川)
・越前刃物会館 (福井)
⇒ 北陸の工場見学で子供に人気のスポット!大人も一緒に伝統工芸を学ぼう!
●関西
・明治製菓 (大阪)
・グリコピア (兵庫)
・日清食品 (大阪)
・サントリー (大阪)
・アサヒビール (大阪)
・神戸ワイナリー (兵庫)
・造幣局 (大阪)
⇒ 関西の工場見学で子供に人気のスポット!大人も一緒にお金について学ぼう!
●九州
・ひよ子本舗 (福岡)
・ヤクルト (佐賀)
・キリンビール (福岡)
・霧島酒造 (宮崎)
・熊本ワイン (熊本)
・万田坑 (熊本)
・軍艦島 (長崎)
・種子島宇宙センター (鹿児島)
⇒ 九州の工場見学で子供に人気のスポット!大人も一緒に歴史について学ぼう!
●沖縄
・御菓子御殿 (読谷村)
・上間菓子店 (豊見城市)
・オリオンビール (名護市)
・まさひろ酒造 (糸満市)
・オキハム (読谷村)
・ぬちうなー (うるま市)
⇒ 沖縄の工場見学で子供に人気のスポット!大人も一緒に食材について学ぼう!
夏休みの自由研究レポートの簡単なまとめ方
行く場所が決まってら、レポートを簡単にまとめるために3つのステップに分けて考えておきましょう。工場見学をする前の準備、見学時の注意点、レポートのまとめ方について順番に見ていきましょう。
●工場見学前の準備
見学の場所が決まったら、その工場について下調べをしておきましょう。
・工場で何がつくられているか
・生産時の注意点
・商品が誕生したきっかけ
・商品開発時のポイント
・私たちの生活への影響
などをわかる範囲で調べてまとめておきましょう。調べている際に出てきた、疑問や質問もまとめておき工場見学の時に聞きましょう。この下準備が、工場見学をする際に生きてきますので、お子さんが興味を持つように大人が上手く導いてあげましょう。
●工場見学時のポイント
下準備が終わったら、工場見学時のポイントです。以下の3つに注意しましょう。
・レポートの資料用に写真を撮っておく
・気が付いたことは、メモを取っておく
・パンフレットの資料などは多めにもらっておく
3つの点に気をつけながら、下準備した疑問や質問をしてみましょう。お子さんが見学だけに夢中にならないように大人が声をかけてあげましょう。
●レポートのまとめ
最後はレポートのまとめですが、工場見学から戻ってきたら忘れないうちにすぐに取り掛かりましょう。以下の順番でまとめていきましょう。
タイトル
分かりやすいタイトルをつけましょう。インパクトを付けるためにサブタイトルを付けてもOK
工場見学の目的
今回の工場見学でなぜこの工場を選んだのか理由を簡単に書きましょう。
用意したもの
自由研究に使用したものを書きましょう。
調べる方法
どのようにして調査したのかを書きましょう。
工場の概要
レポートを読む人は、工場がいったいどういう工場なのかまったく分かりませんので説明を入れましょう。
工場の製造工程
絵や写真を入れて見やすくしましょう。
工場の特徴
工場の特徴は、案内してくれた人が必ず説明します。工場見学時にメモを取ったと思いますので、それをもとに書き写しましょう。
工場見学で分かったこと
工場見学を通して何か発見したこと、わかったことがあったら書きましょう。
感想
最後に、工場見学全体を通して感じた事を自由に書きましょう。
レポート用紙の形式は、新聞紙サイズ一枚に大きく書いてもいいですし、ノートを利用してもよいです。新聞紙サイズであれば大きくて見やすく、全体の流れが分かり易くなりますが、書くのが難しくなるのでお子さんと相談して決めてください。
夏休み自由研究のまとめ
●夏休みの宿題で一番てこずるのは自由研究である
●工場見学は親子で楽しめるので自由研究には最適
●各県には人気のスポットが必ずあるので子供の興味のあるものを選ぶ
●レポートは手順に従って書けばOK
モノづくりの現場を見ることはなかなかないですから、お子さんにとっては働くことについて考える良い機会になります。ぜひ、親子で工場見学を楽しみながら自由研究を完成させてくださいね!