夏のかゆみの原因。アレルギーやアトピーの可能性と対策に効果的なものとは!
2016/08/02
かゆみのイメージは肌が乾燥する秋冬ですが、最近では夏になると肌がかゆくなって、荒れるということをよく耳にします。
今回は、夏のかゆみの原因について紹介します。また、アレルギーやアトピー性皮膚炎の可能性についてもお伝えし、最終的には日常の対策と摂取すると効果的なものについて紹介しますので、ぜひ、参考にしていただいて、かゆみの緩和に繋がれば幸いです。
夏のかゆみの原因はなに?
かゆみは肌への刺激によって起こりますが、夏のかゆみの原因としては3つの要因があります。
●紫外線による影響
紫外線は6~8月にかけて、最も強くなります。そのため、皮膚の機能が傷つけられ肌が乾燥する原因となります。曇や雨の日には紫外線量が減りますが、雲の隙間から太陽が出ている場合は散乱光などにより、快晴時よりも紫外線が強くなることがありますので注意が必要です。
●汗による影響
気温の高い夏になると当然、汗を大量にかきます。その汗により肌を刺激しますので、かいた汗はすぐに拭き取るか、シャワーなどで洗い流しましょう。特に首や耳の周り、肘の内側、膝の裏側などは汗がたまりやすいので念入りに手入れしましょう。
●エアコンの風による影響
夏になると家や会社などいたる所で使用するエアコンですが、使いすぎには注意が必要です。室内を乾燥させることは、もちろん皮膚の機能を低下させ、水分が蒸発してドライスキンになることもあります。皮膚を悪化させないためには、エアコンの使用を極力抑え、保湿材などを使って肌から水分が失われるのを防ぐ必要があります。
紫外線の影響もあり、夏の時期が一番肌へのダメージが大きいですが、傷んだ肌のケアは夏以降もしっかりと行っていく必要があります。
夏のかゆみはアレルギーやアトピーの可能性もある!?
アレルギーとは、外部からの細菌やウィルスを防ぐために私たちが本来備えている免疫反応が過剰に反応することで起こります。花粉やダニ、ほこり、食べ物などで起こることは皆さんご存知だと思います。ちなみに、過剰反応の原因となっているものをアレルゲンと呼びます。
アトピー性皮膚炎はアレルギーの代表的疾患で、その他に気管支喘息や花粉症、アレルギー性鼻炎なども含まれます。原因はわかっていませんが先進国では患者が急増してきており、日本人の2人に1人は何らかのアレルギーにかかっているとも言われています。
夏に関して言うと、前章のような原因でかゆみが増加する傾向にありますが、アレルギーやアトピー性皮膚炎の可能性も考えられます。寝不足やストレスなどが原因で皮膚がかゆくなり、掻いているうちに皮膚炎を発症するというケースもありますので、一時的な乾燥や肌荒れなので大丈夫と自分で判断せず、おかしいと感じたらまずは皮膚科の先生に相談しましょう。
●皮膚の乾燥とアトピーの關係
正常な肌の状態であれば、細菌やアレルゲンの侵入を防ぐことができますが、夏に受けたダメージが残っていると皮膚の防御機能が低下した状態になります。そうすると、そこから細菌やアレルゲンが入り込んでアレルギーが発症しやすくなります。
更に、肌の防御機能が低下すると皮膚の水分がなくなり、カサカサの乾燥肌になってしまします。そして、皮膚は外部からの刺激に耐えられなくなり、皮膚炎が発症しやすくなります。炎症を抑えるためにも夏だけでなく、その後の季節の変わり目もしっかりとケアしていきたいですね。
●アトピー性皮膚炎の傾向
乳幼児の時に発症する、アトピー性皮膚炎の多くは学生期になると自然に治るとされていました。ですが、最近では、成人になっても完治しない人や治っても再発する人が増えてきてきます。乾燥などの皮膚の状態もありますが、現代社会特有の仕事や人間関係などのストレスも大きな要因になっています。
夏のかゆみの対策には乳酸菌が有効!
夏のかゆみの原因となっている「紫外線」「汗」「乾燥」への対策を行っていくのはもちろんですが、体質改善も同時に行っていくことで夏だけでなく、一年中通して健康的で正常な肌を維持することができます。
●紫外線の対策
日焼け止めは必須のアイテムです。日常の生活であればSPF20ぐらいのもで十分でしょう。あまりSPF指数の高いものを使うと、肌へのダメージが大きいので注意してください。特に肌が弱いという方はオーガニック系の日焼け止めを使用してください。
●汗の対策
外出先では、汗が出たらこまめに拭き取りましょう。また、日中にシャワーが出来るようであれば汗の対策として効果的です。シャワーをするときは、刺激の強い石鹸などはかえって肌を痛め、皮膚のバリヤ機能を低下させますので十分注意してください。
●乾燥の対策
家や会社のエアコンを極力控えるようにしつつ、肌が乾燥してきたと感じたら化粧水をつけましょう。日々のケアでは、洗顔や入浴後に自分の肌に合った化粧水や乳液、クリームなどのお手入れを怠らないようしましょう。汗でアルカリ性に傾いた肌を弱酸性へ戻すために保湿はしっかりしましょうね。
体質改善ということで、おすすめしたいのが乳酸菌です。最近の研究で、数ある乳酸菌の中で「L-92乳酸菌」が注目されていますので紹介しますね。
●L-92乳酸菌について
詳しい研究が始まったのは2000年頃で、乳酸菌といっても種類は何億にもなります。その中でも、「L-92乳酸菌」が注目された理由は、免疫のバランスを整える働きが群を抜いてるからです。世界を見ても、この働きを持った乳酸機は確認されておらずとても珍しいものとなっています。一般的な乳製品からは摂取できないというのも特徴になります。
ではなぜ、L-92乳酸菌はアレルギーに効果的なのでしょうか?それは、アレルギーの発症のメカニズムを知れば理解できます。人の免疫システムは以下の3つの細胞がバランスを取り合って維持しています。この3つのバランスが崩れた時に、外部からの細菌やアレルゲンによってアレルギーが発症してしまいます。
【免疫細胞のバランス】
①Th1(感染に働く細胞)
②Th2(アレルギーに働く細胞)
③Treg(免疫調整に働く細胞)
L-92乳酸菌で有名なのは、カルピス社の「アレルケア」です。大手の会社が研究を手掛けた商品になるので信頼性は抜群ですね。
アレルギーはいくつかの原因が重なって起こるものなので、アレルケアだけで完全に完治するとは言えませんので、食生活などにも気をつけながら少しづつ改善していくのが理想の形です。
夏のかゆみのまとめ
●夏のかゆみは、「紫外線」「汗」「乾燥」が原因
●夏のかゆみは、アレルギーやアトピー性皮膚炎の可能性もある
●かゆみを抑えるために「紫外線」「汗」「乾燥」の対策の他に、体質改善も行う必要がある
●体質改善には、カルピス社のL-92乳酸菌配合の「アレルケア」がおすすめ
夏のかゆみを抑えるために、「紫外線」「汗」「乾燥」の対策を行うとともにサプリメントを利用した体質改善も行っていきましょう。もちろん、食生活の乱れやストレスなどはなくして行きましょうね。
※「アレルケア」が体質に合わないと感じたら、すぐに使用をやめ専門家の医師に相談してください。
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