夏休み自由研究のおすすめイベント。埼玉の吉見百穴で手作り体験に挑戦!
小学校の夏休みの課題として必ずあるのが「自由研究」です。あなたのおうちでも、毎年、テーマ選びに悩んでいませんか。
我が家でも色々と悩むのですが、今回はイベント体験を利用しました。歴史も感じつつ工作も出来るので、とても便利です。
利用したのは、埼玉県吉見町にある「吉見百穴(よしみひゃくあな)」。吉見百穴の構内には、埋蔵センターがあり、そこで勾玉や埴輪づくりが体験できます。
夏休み自由研究のおすすめイベント
夏休みにはあちこちで、イベント系体験工房をやってますが、今回は謎の吉見百穴の体験工房で勾玉作りに挑戦しました。
【吉見百穴(埼玉県吉見町)】
埼玉県吉見町にある百穴は、古代の墓穴が100以上空いてる不思議な遺跡。この遺跡には、戦時中の軍事工事跡もあります。TV撮影も度々入る有名な場所なんですよ。
入場料金も安く、駐車場も無料で利用できます。
大人・・・300円
小学生~高校生・・・200円
小学生未満・・・無料
さっそく穴の中に入ってみると、まるでクーラーがかかっているかのようにとても涼しいです。暑い夏には、もってこいの場所ですね。
体験は申し込みが必要なのと、体験に必要な材料費を別途支払います。
●吉見埋蔵センター体験学習
⇒ http://www.town.yoshimi.saitama.jp/shisetsu_maizoubunka.html
私たち親子が体験したのが、琥珀の勾玉づくり。ストラップになってて、料金は1人1000円。
琥珀と言えばあのハチミツ色の固まりで、中に虫が入ってるとお高くなる宝石の一つです。
こんな感じですね。
木の樹脂が固まり数万年の月日をかけて、化石化した固まりです。実際に工作してみると琥珀は柔らかかったので工作には最適でしたよ。
本物の勾玉は、もっと硬い天然石で作られてるのが多く、翡翠(ひすい)などが有名。
夏休み自由研究の手作り体験記
●工房室で工作開始
夏休みですから、家族づれの体験申し込み者はたくさんいます。子供たちは初めての体験にワクワクです。
勾玉とは古代人のアクセサリー。首飾りやイヤリングとして用いられ、身分が高い人しかつけられない、今で言えば、ダイヤモンドやサファイアなどの宝石と同じ扱いでした。
水晶の勾玉がこちらの近くで、発掘されていますが、水晶は硬いので、高度な技術を持った集団がいたようです。
などの説明の受けたあと、作り方を講師の方が伝授してくれます。
琥珀の塊に、勾玉の形を書きます。あとは琥珀に書いた線の通りに削っていくだけです。
道具はみんな貸してくれますから、安心して下さいね。
削るのには、根気がいります。形を綺麗にするには、丁寧に削らなければなりませんので、子供たちはいつになく真剣です。
普段の勉強もこうであって欲しいと思うのは、私だけではないはず。
縄文時代の服装も貸し出ししてますので、縄文人になりきって作ることもできます。
ある程度、形ができたらヤスリで仕上げ、勾玉をツルツルにします。
ストラップにするためのか穴も空けます。穴に紐を通し、ストラップにするための材料はありますから、それを図で紹介した通りに作り上げて行きましょう。
中には、時間ないに終わらない子供もいます。途中の人は、自宅で説明書を読みながら仕上げます。
品物より、その工程を学ぶのが基本なので、出来上がらなくても問題ありませんよ。講師も手伝ってくれますから、どんどん手を貸して貰いましょう。
私の子供は小学生だったのと自由研究目的なので、なんとか地力で作り上げました。自分でアクセサリーを作る機会はなかなかないので子供達は大満足でしたよ!。
夏休み自由研究のまとめ
今回、埼玉県の吉見百穴での手作り体験を紹介しました。大人も子供も楽しめて、一日で工作が終わるので、とても良いイベントですよ。
関東にお住まいの方は、夏休みの自由研究の工作をかねて、体験工房のイベントをぜひ活用してみてはいかがでしょうか。