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子供の睡眠中の歯ぎしりの原因。病気の可能性と治す方法!

   

歯ぎしり
子供と就寝中に突然、歯ぎしりが聞こえてくると驚きますよね。最近、我が家でも3歳の息子が歯ぎしりをするようになり、とても原因が気になったので調べてみました。

歯ぎしりの原因やほおっておくとかかる病気治す方法についてまとめていますので、子供の歯ぎしりが気になったあなたの参考になれば幸いです。

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子供の睡眠中の歯ぎしりの原因は?

まず、永久歯に変わっている子供と変わっていない子供では歯ぎしりの原因が異なります。今回は、永久歯に生え変わっていない10歳頃までの子供について見ていきます。原因として考えられるのは、「噛み合わせの調整」、「永久歯への対応」、「ストレス」の3つです。

①噛合せの調整
4歳頃から顎も発達して大きくなり、歯と歯の間に隙間ができてきて噛み合わせが悪くなってくる頃です。この隙間を調整するために自然と起こるのが歯ぎしりです。永久歯が完全に生えそろうと、歯ぎしりはなくなるとされていますが、それでも続いてるようでしたら、歯科で受診しましょう。

②永久歯への対応
噛合せの調整とともに、永久歯が生えてくるためのスペース作りにも歯ぎしりは役立っています。永久歯に生え変わる10歳頃までは続くとされています。歯の隙間に関しては、歯磨きの仕上げの時にチェックしてくださいね。3歳6ヶ月になる我が家の息子ですが、前歯の隙間が少し空いてきた感じがします。これも永久歯への準備なのでしょう。

③ストレス
大人と違って、子供の歯ぎしりはストレスと関係ないとされていますが、急に歯ぎしりをするようになった場合は注意が必要です。環境が変わって新しい保育園に通いだしたり、下の子が生まれた、怒られすぎなど、大きなストレスが重なると歯ぎしりをすることがありますので心のケアも大切です。心当たりがある場合は、いつもより少し優しく接してあげてくださいね。我が家でも、下の子が生まれた、怒られすぎが当てはまります!

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子供の歯ぎしりをほおっておくと病気になるの?

歯ぎしりの主な原因は、成長過程で必要なことなので特別な対策をとる必要はありません。噛み合わせ調整だとわかったらしばらく様子をみましょう。しかし、歯ぎしりがひどくて顎の痛みや歯のすり減りがひどい場合は注意が必要です。

放っておくと、歯茎の組織の炎症や顎(がく)関節の炎症を起こしたりします。また、虫歯による歯の違和感や、あごの骨が小さすぎるなどの原因で歯ぎしりをしている場合もあります。そうなると、歯の成長とかみ合わせに影響だけではなく、全身の歪みや成長への影響が出る場合があります。

●歯茎の組織の炎症
歯周病にかかるとそれぞれの組織に炎症が起き、歯肉は赤く腫れ、セメント質は破壊され、歯根膜や歯槽骨も破壊され、喪失してしまいます。 最終的には歯が抜けてしまいます。

●顎関節症
物を噛んだり、口を開閉する際に顎に痛みや違和感を感じるようになったら注意が必要です。放っておくと、顎の痛みだけではなく、肩こり、頭痛、めまい、不眠症などの全身の症状にまで発展します。

子供の歯ぎしりを治す方法

歯ぎしりは成長過程の証といっても激しすぎるものは対策が必要です。

①マウスピース
寝ている間にマウスピースを装着します。市販のものもありますが、歯科医に相談し自分にピッタリとあったものを作成しましょう。

②よく噛む
最近では、ハンバーガーやパスタなど柔らかい食事が増え噛む回数が少なくなっている傾向にあります。噛む回数が少ないことで顎が発達せずに小さくなってしまい、歯並びが悪くなってしまいます。歯並びが悪いと、歯ぎしりの原因になってしまうので、お子さんが日頃からよく噛んで食べているかチェックしておきましょう。

③ストレス軽減
仕事や家事に毎日忙しいと子供との時間をゆっくり取ることが難しいかもしれませんが、テレビや動画ばかり見せず、寝る前はゆっくりとリラックスできる環境と時間を作ってスキンシップをしてください。話をゆっくり聞いてあげることもお子さんのストレス軽減につながります。

子供の歯ぎしりのまとめ

●子供の歯ぎしりの原因は、「噛み合わせの調整」、「永久歯への対応」、「ストレス」の3つ
●激しい歯ぎしりは放っておくと病気になる可能性があるので、医師に相談する
●ストレスが原因とわかったら、子供との時間を十分にとる

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