登山初心者に必要な装備は?おすすめの時期と挑戦すべき山。
2016/04/07
日本一の山、富士山に一度は登ってみたいと思ったことはありませんか。
初心者にとっては未知の世界で、どうしていいか分かりませんよね。
そんな、あなたに必要な装備やおすすめの時期をお伝えしていきますので、
ぜひ、あなたの挑戦にお役立てください!
登山初心者に最低限必要な装備はなに?
まずは、必要な装備について
①シューズ
靴は一番重要です。ローカット、ハイカットなど色々ありますが足首を守ってくれるものが理想。
靴下は厚手の物を履いてください。薄手だと疲れます。
②バックパック
③防寒着
冬用のフリース、ダウンジャケットなどに加え、ウィンドブレーカー(レインウェアで代用可能)
④長袖
日焼けするので必須です。
⑤アンダーウェア
登山用をお勧めしますが、せめてスポーツ用でも可。
結構な汗をかくので、処理できないと低体温症や熱中症のリスクが上がります。
衣類は綿は厳禁で一度濡れると、重い、冷える、汗が蒸発しないなど大変なことになります。
⑥レインウェア上下
登山用のものを選ぶ。安いカッパで何とかなるのは一時の小雨をしのぐ程度。
安いもの着て歩いたら発汗でずぶぬれですし、天気があれた時に差が出ます。
⑦ストック
慣れるとあった方が楽です。
⑧ヘッドライト(防水)
⑨キャップ
⑩日焼け止めクリーム
首の後ろの日焼けに対処する。
⑪食糧
飴などの素早いエネルギー補給ができるもの。おいしさを最優先しましょう。
⑫飲み物
500mLペットボトル2~4本(水、スポーツドリンク、ジュースなど)を持っていき、
山小屋で水を補充するのがいいと思います。
⑬救急用品
大きいけがは結局レスキューとか山小屋頼みにすればいいので、
絆創膏、テーピング、持病薬で足りると思います。
⑭腕時計
⑮カメラ、スマホ
⑯現金
山小屋で宿泊、食事をするのであれば2万円程度持っていくと安全です。
以上が必要なものです。
シューズ、バックパック、ストックなどはレンタルもありますが
今後も続けるのであれば自分に合ったもの準備されるほうが良いと思います。
登山初心者におすすの時期はいつか?
やはり、暖かい時期が一番安全でしょう。
富士山ですと、登山コースによっても違いますが
毎年7月初旬~9月中旬が山開きです。
その中でも、ベストシーズンは7月下旬(梅雨明け)から9月初旬までですが、
天候が安定するのは盆過ぎくらいまでですから、
できればその頃までに計画するのがいいでしょう。
この時期でも高山病や疲労、寒さで登頂を断念する人もいますから、
富士登山を甘く見てはいけません。
富士山山頂付近は一般的な山と比べても風が強く、夏場でも夜間非常に冷えます。
装備の準備をしっかりとしてください。
もちろん、初心者にとって冬場の登山は無謀・自殺行為ですのでご注意を!!
登山初心者が挑戦すべき山について
富士山は、子供でも登れますので初心者でも無理ではないですが
登山に慣れておくほうが無難ですから、優しい山から登ってみましょう。
①高尾山(東京都八王子市) 599m:楽しい山から
②金時山(神奈川県南足柄市)1212m:目標の富士山を眺める
③筑波山(茨城県つくば市) 877m:「西の富士、東の筑波」と称される。百名山。
④塔ノ岳 (神奈川県秦野市) 1490m:首都圏に近く交通の便がよいため登山者に人気。
⑤雲取山(埼玉県秩父市など) 2017m:通常は2日行程で登山する
関東での、おすすめの山を取り上げてみました。
すべてとは言いませんが、順番に挑戦してみてはどうでしょう?
富士山を目標にするなら、⑤雲取山を日帰りで制覇できる
体力があれば問題ないでしょう!
まとめ
色々とお伝えしてきましたが、最後に初心者同士で登る場合の注意点を。
①無理な日程は絶対にやめておく
②誰かが体調不良になったら即下山
③天候には十分注意して荒れそうなら延期
④登る時期の山頂の気温を調べて、適切な服装を。
⑤靴は事前に慣らしておくこと。初登山が富士山だと靴ずれがおきるかも。
以上のことに十分注意して、計画を立ててください。
富士山ツアーもありますから、一度見てみてはどうでしょう。
あなたの挑戦が成功することを祈っております。