相撲観戦チケットの選び方。楽しむために番付と決まり手を知ろう。
2016/03/22
日本国内に正式な国技はないですが
一般的には相撲が国技とみられています。
相撲というと、お年寄りが好きなスポーツというイメージですが
最近では、相撲を楽しむ若者も増えてきています。
レンタル着物などもあり、普段と違ったデートを
楽しめるようにもなっています。
初めて観戦する際に知っておくべきことを
まとめましたので、ぜひ活用してくださいね。
相撲観戦チケットの選び方は?
せっかくなので、土俵際で迫力ある取り組みを観戦したいですよね。
それでは、順番にみてきましょう。
①砂かぶり
読んで字の通り、土俵際の席になります。
チケットの入手もかなり難易度が高いです。
飲食禁止なので、初めての観戦にはオススメできません。
②イス席
取り組みの迫力や、会場のムードが十分に味わえないです。
③枡席(マス席)
A⇒B⇒Cの順に土俵から遠くなり、値段も安くなります。
1マス4人分の値段で販売されています。
4人分となっているが、男4人ではちょっと狭いので注意。
オススメとなると、③枡席のAをおすすめします。
ここでお酒を飲んだり、お弁当やお菓子を食べながら
大声で声援し、観戦すると存分に大相撲の醍醐味があじわえます。
チケットの購入は「チケットぴあ」などで購入できます。
ひとつ誤解されているかもしれませんが、
お土産やお弁当がつくイメージがありませんか?
実際は、「チケットぴあ」などでチケットを購入した場合は
ついてきませんので、しっかりと持参しましょう。
相撲観戦を楽しむために番付を知ろう!
力士の階級を表した一覧表で、上から順に次の十段階あります。
①横綱
②大関
③関脇 東西に1名ずつ。
④小結 東西に1名ずつ。
⑤前頭 東西1~ 16枚目まで32名。
⑥十両 東西1~ 13枚目まで26名。
⑦幕下 東西1~ 60枚目まで120名。
⑧三段目 東西1~ 100枚目まで200名。
⑨序二段 約350名。
⑩序ノロ 約100名。
「三役力士」というのが、大関、関脇、小結のことです。
「幕内力士」というのだ、前頭以上の力士です。
東と西の力士がいますが、同じ番付の場合
東の力士が上位になります。
現在は、
幕内42名
十両28名
で推移しています。
これだけ、覚えておけば初心者卒業です。
相撲観戦を楽しむために決まり手を知ろう!
相撲の決まり手は「48手」と聞いたことがあると思いますが、
それは昔の話で現在は全部で「82手」と決められています。
①基本技 7手
②投げ手 13手
③掛け手 18手
④反りて 6手
⑤捻り手 19手
⑥特殊技 19手
以上で、82手になります。
決まり手のランキングで見ると、
第1位 寄り切り(①基本)
第2位 押し出し(①基本)
第3位 叩き込み(⑥特殊)
第4位 突き落とし(⑤捻り手)
第5位 上手投げ(②投げ手)
第6位 引き落とし(⑥特殊技)
第7位 押し倒し(①基本)
第8位 掬い投げ(②投げ手)
第9位 寄り倒し(①基本)
第10位 突き出し(①基本)
第10位までの中に基本技が5つ入っています。
この5つを覚えておけばOKでしょう。
まとめ
取り組みの時間は会場や日によって違いますが、
開場は8時頃、取組開始8時半頃、
十両土俵入り14時頃、幕内土俵入り15時半頃です。
お気入りの力士を見つけてみてはどうでしょう。
お気入りがいない場合は、出身地の力士を応援してもOKです。
ぜひ、相撲の生の迫力を体験してみてください。