浴衣の着付けで必要な物。最低限揃えるべきものは男女で違う?
2017/05/31
これから夏が本格化してくると楽しみになるのはお祭り。
全国各地で開催されているお祭りや花火大会はせっかくならカップル2人とも浴衣を着て足を運びたいですね。
浴衣デートをするために必要な物は何があるのか、ここで見ておきましょう。
浴衣の着付けに必要な物は何か?
浴衣の着付けと聞くと、難しいイメージがあったり、必要な物が多いイメージがありますよね。
まず、当然ですが浴衣そのものがないと着付けは始まりません。
また、浴衣の上から身に付ける帯も必要ですが、実は普段目にしている帯だけでは浴衣は固定されません。
浴衣を固定し着崩れないようにするためには、帯を巻く前に腰紐と呼ばれる固定紐でしっかりと形を作る必要があるのです。
男性の場合は腰周りで固定するのが一般的ですが、女性は胸の下と腰周りの2箇所を固定するのが基本。
着付けセットによっては、腰周りを腰紐で、胸の下をコーリンベルトと呼ばれるゴムでできたベルトで固定する場合もあります。
浴衣を羽織る前にはインナーを着用します。
これは和装用のものが販売されており、専用のものの良いところとしては薄手かつ汗をかいた際の吸収性に優れていること、首周りが深くなっているものが多く、浴衣からはみ出さないので浴衣をお洒落に着こなすためには適していると言えます。
●和装用インナー
また、女性の身体は凹凸があるのが特徴的ですが、浴衣を着る際には、平らにすればするほどその形が綺麗になります。
凹凸をなくすために、タオルで補正をする場合もあります。帯の崩れが気になる場合は前板(帯板)と呼ばれる、帯の形を綺麗に保ってくれる小物もあります。
浴衣を着て出かけるとなると、下駄や巾着も必要となりますね。
中でも最低限揃えておくべきものを男女で比較
こう見てみると、浴衣を着るには事前に準備をするものがいくつかあるのがわかると思います。
夏の間に数回しか着ないとわかっている浴衣にお金をかけるのも…と抵抗があるかもしれません。
そんなあなたに、上記の中で最低限必要なものを男女別に紹介します。
まず、男性の場合は
●帯
●腰紐
●インナー
●下駄
以上が最低限必要になります。
浴衣用のインナーは専用のものがあれば良いですが、普段のインナーで代用することができます。
普段着用しているインナーを使う場合はなるべく薄手のものを選びましょう。
最近、流行っているドライ&クールのものが良いですね。
厚手になればなるほど熱気がこもりやすく、浴衣を着たときのシルエットが大きくなってしまいます。
また、首周りの開き具合もよくチェックをしておくとよいでしょう。
出かける際には下駄を履くのが一般的ですが、最近ではサンダルを合わせたコーディネートも目にすることが増えました。
サンダルはシックな色合いのものが落ち着きますね。
次に女性は
●帯
●腰紐2本
●インナー
●下駄
が最低限必要となります。インナーは男性同様、普段使いのもので代用することもできます。
ただし、女性はインナーの特徴から、そのラインが外に響きやすいものもあるので浴衣を着た際に不自然にならないよう十分注意してくださいね。
それで、ですよ。ここまで、最低限必要な物を紹介してきましたが、あれこれ選ぶのが面倒だという場合は、浴衣セットもありますよ。
浴衣の着付け まとめ
せっかく浴衣を着るのであれば賢く準備をして、うまく着こなしたいもの。
あなたのお気に入りの一点を見つけてステキな夏の思い出を作ってくださいね!
浴衣の関連記事はこちら。
⇒ 女性の浴衣の帯の結び方。初心者でも分かる簡単な方法を伝授!
⇒ 浴衣の着付けで簡単な方法。自分一人で可愛く仕上げるコツは?
⇒ 京都旅行で浴衣をレンタル。彼女も喜ぶメンズに人気の物は?2017