女性の浴衣の帯の結び方。初心者でも分かる簡単な方法を伝授!
夏は、お祭りや花火大会などのイベントが目白押しです。
友達や彼氏と出かけるときに、浴衣でいつもと違った雰囲気を楽しみたいですよね。
でも、浴衣の着方がわからないという人が多いのも事実。
一番難しいのは帯の結び方ですが、これさえマスターしたら自分でも簡単に浴衣を着ることができます。
今回は、初心でもわかる帯の結び方について紹介しますのでぜひ、マスターしましょう。
女性の浴衣の帯の結び方ってどんな種類があるの?
まず、浴衣の帯の結び方にも色々種類がありますので見てみましょう。
浴衣には、主に半幅帯が使われます。
着物の時に使う帯の半分の幅のもので、初心者でも割と簡単に結ぶことができます。
結び方は、背中に可愛らしい蝶が止まったような「蝶結び」、
オーソドックスな「文庫結び」、
花の名前が付いた「スイートピー結び」や「マリーゴールド結び」など、たくさんあります。
また、へこ帯を使った「リボン結び」などもあります。
へこ帯は、男性や子供が使用する柔らかくてボリュームのある帯ですが、最近では若い女性の間でも使われています。
帯の色や模様も豊富に揃っているので、濃い色の浴衣には淡い色の帯など、浴衣に合わせて選んでみてくださいね。
なかでも初心者でも出来る方法は?
初心者でも簡単にできる結び方は「蝶結び」です。
動画をみると非常にわかりやすいのでこちらで確認してください。
内容を忘れないうちに復習しておきますね。
●帯の端を2つに折って、40㎝ほどを肩にかけて置いておきます。これを「手」と呼びます。
※この時に、クリップや洗濯ばさみを使って止めておくと手が落ちてこなくて便利です。
●長い方の帯を三角に広げてからお腹に2回巻いて、内側に斜めに折り上げます。
●手を取って、下から上に通してギュッと結びます。
●長い方の帯を先から肩幅くらいの幅で2回折りたたみます。これを「羽根」と呼びます。
●内側の羽根を、5㎝くらい下にずらしてから、リボンのようにひだを作ります。
●羽根の中央を手で、1回巻きます。上に出てきた手を、帯の中に入れてしまいます。
●羽根を引き出して、形を整えたら背中へ回します。
●最後に前板を入れると、帯が崩れにくくなります。
「文庫結び」は、羽根の幅を変えたり羽根を引き出したりすることがないので、より簡単にできますが、華やかで可愛らしくしたいのであれば「蝶結び」をおすすめします。
初心者も簡単と言っても、初めは着付けや帯結びに時間がかかってしまいます。
手間取って約束の時間に遅れてしまうなんてことのないように、当日まで2~3回練習しておくと良いでしょう。
浴衣でいつもと違う自分を楽しもう!
浴衣を着ると、背筋がピンと伸びて仕草までもが美しくなります。
小物や髪型にも気を付けたいもの。
髪飾りやかんざし、コーム、短い髪であればヘアピンなども浴衣用が出ています。
最近では、100均にも浴衣に合うようなヘアアクセサリーが売っていますので足を運んでみるのも良いでしょう。
アップスタイルだと、うなじが見えてヘルシーな色気を演出できます。
化粧もいつものメイクとは変えて、ほんのり色づく程度のナチュラルメイクで肌のつやを意識しましょう。
アイシャドウや口紅を浴衣の色と合わせるのも良いです。
浴衣の結び方 まとめ
女性の浴衣の結び方について紹介してきました。
色々結び方の種類はありますが、まずは、蝶結びが出来るように動画をみてしっかりとマスターしてください。
女性を最高に美しくしてくれる浴衣で、今年の夏はたっぷり楽しみましょうね!
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