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お彼岸とお盆の違いを子供に簡単に説明!ぼたもちとおはぎの意味とは?

      2017/08/14

ぼたもち
毎年の恒例行事のお彼岸。このお彼岸って年に2回、春と秋にあります。

そもそも、お彼岸の意味ってなんでしょう?先祖様の眠るお墓をお参りすればいいの?
なんて子供に聞かれたりしませんか?

我が家では息子が小学生の時になんで1年に何回もお墓にいくの?
仏壇があるからお線香じゃダメなの?お盆でお墓参りしたじゃん!

なんて言われて、聞かれて説明するのに苦労しました。
今回は子供にもわかるように、春と秋の彼岸の違いと意味、由来をご紹介します。

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お彼岸とお盆の違いを子供に簡単に説明しよう

お彼岸は年2回。3月の春彼岸と9月の秋彼岸です。
この彼岸の期間の真ん中には、「春分の日」と「秋分の日」があります。

「春分の日」と「秋分の日」はお彼岸の中日と言い、中日の前後3日間を合わせた合計7日間を彼岸と言います。

また、この7日間の初日を「彼岸入り」、最終日を「彼岸明け」とも言います。

「春分の日」は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」

「秋分の日」は、「祖先をうやまい、亡くなった人々を偲ぶ日」と言われています。

仏教では、ご先祖様のいる世界の極楽を「彼岸」、私たちが生きているこの世を「此岸(しがん)」といっています。

「彼岸」は西に位置し、「此岸」は、東に位置するとされています。

3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸が通じやすい日になると考えられているのです。

この時期に先祖供養をするのは、もっともご先祖様とに近くなる日なのでお墓参りをするようになったんですね!

お盆と何が違うのか?

お盆は彼岸と違って、ご先祖様が自ら私達のところまで、やってきてくれるのをお迎えして供養をして、再び送り出す期間です。

私の実家では、お盆になると、きゅうりの馬(精霊馬)となすの牛(精霊牛)を玄関先に置いていました。

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なす

この馬と牛には意味があって、ご先祖様が足の速い馬に乗って帰ってきて、少しでも長くこの世にいてもらうために、帰りは景色を楽しみながら牛に乗って、のんびりと帰って行くと考えられています。

【子供に説明するポイント】
お彼岸は、こちらからご先祖様に会いに行く日なので、ご先祖様の眠るお墓にお参りをする。 お盆は、ご先祖様が帰ってくる日なので、家で旬の野菜や果物をお供えしてお迎えをする。と説明しましょう。

お彼岸に使うぼたもちとおはぎの意味とは?

春彼岸には「ぼたもち」、秋彼岸には「おはぎ」がお供物として添えられますが、この2種類のお餅の違いをしっていますか?

実は、呼び方が違うだけ!(滝汗)

モチ米とうるち米で作られていて、あんこやきな粉、ゴマなどをまぶしてあります。

春のお彼岸の頃には「牡丹(ぼたん)」の花が咲き、秋のお彼岸の頃には「萩(はぎ)」の花が咲くことに由来されています。

「牡丹」の花は大きな花なので「牡丹餅(ぼたもち)」は大きめに作り、「萩」は小さな花なので「お萩」は小ぶりに作られるようになりました。

また、牡丹餅とお萩に使われている、小豆は「赤い色が災いをよけてくれる」と信じられています。邪気をはらう縁起のある食べ物なので彼岸の時には、せひ食べたいですね。

【子供に説明するポイント】
牡丹餅もお萩もその時期に咲く、花から名前を付けられたお餅。唯一の違いは大きさで牡丹餅は大きく作りお萩は牡丹餅より小さく作ります。と説明しましょう。

お彼岸の意味や由来のまとめ

毎年の恒例行事のお彼岸ですが、季節の花を意識して食べ物の呼び方や形を変え、ご先祖様に会いに行く風習は、風情ある行事だなと感じます。ずっと変わらずに残していきたいものですね。

今年はぜひ手作りのお萩を持って、ご家族そろってご先祖様に会いに行ってきてくださいね。

私も家族そろって、おばあちゃんのお萩を持って会いにいってきたいと思います!

お彼岸の関連記事はこちら。
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