クールビズはシャツの着こなしで決まる!長袖や襟のポイント
2017/03/29
2005年にクールビズが始まってから10年以上たち、とり入れる企業も増えて政策がだいぶ浸透してきました。
ノージャケット・ノーネクタイにより、涼しく過ごすことが出来るので会社員にとってはとてもありがたいことです。
ですが、ここで考えおきたいのがジャケットやネクタイを外した時の見た目の印象です。スーツのインナーとして普段着ているシャツをノーネクタイで着るだけでは、クールビズにはなりません。
それは、クールでもカジュアルでもなんでもなく、ただ、だらしがないだけ。印象をよくするには、シャツ一枚でアウターとして成り立つようなものを選ばなければなりません。
今回は、クールビズの着こなしのキモであるシャツについて、ポイントを確認しながらご紹介していきますね。
クールビズはシャツの着こなしで決まる!
なんども言いますが、クールビスはシャツの着こなしで決まるといっても、過言ではありません。
見た目の印象を大きく左右する、ジャケットやネクタイを着けないわけですから、シャツの担う責任は重大。
ドラマの主役に一気に抜擢されたぐらいの責任です・・・。
とまあ、クールビズの主役であるシャツですが、普段使いのシャツをそのまま使いまわすとネクタイの襟が崩れてしまって見た目がだらしなくってしまいます。
これでは、上司はもちろんですが取引先の相手に良い印象を与えることはできませんね。
クールビズで暑さ対策をしているとはいえ、信用が大切なビジネスシーンでは、しっかりとした清潔感があるシャツを選ぶ事がとても重要であります。
ここから、シャツの着こなしのポイントをみていきましょう。
●長袖or半袖
●襟
●色
●インナー
『長袖or半袖』と『襟(えり)』についてはあとで詳しくご紹介します。
色に関しては、基本は白とサックスブルーを中心にして選ぶと間違いはありません。最近では、ストライプ柄のものも人気がありますし、見栄えもよくなります。
ストライプで選ぶのであれば、ロンドンストライプがシンプルでおすすめ。とても合わせやすく、フォーマルな場面にも対応できるのが特徴。色としては、サックスや紺がグッドです。
出典 http://rsf51989.seesaa.net/article/404228816.html
シャツの色や形も大事ではありますが、シャツの下に着るインナーも重要。肌着やインナーを着用しなで肌が透けてしまっているのはもちろんNG。脇汗でシャツがビチャビチャになっているのも格好悪いです。
ですから、シャツからあまり見えないように白色やライトグレーのインナーを選ぶようにしましょう。襟元から肌着が見えてしまうと、見た目の印象が良くないのでVネックタイプのものを選択するがベスト。
最近では、吸水性に優れ、速乾性のあるインナーも多くありますのでぜひ、それらのインナーを着用するようにしましょう。
クールビズのシャツは長袖か半袖どちらベスト?
最近のクールビズでは、半袖のシャツがメインとなっていることが多いです。節電効果の面から考えると、やはり、より涼しげな半袖シャツがベストという判断になります。
一方で、長袖シャツで腕まくり禁止というルールがある企業もありますので、それは会社に従わざるを得ません。
海外を見てみても、半袖シャツで仕事をしているというイメージはあまりなく、長袖シャツで腕まくりのイメージが強いですね。
世界のビジネスシーンでは長袖シャツがスタンダード。半袖シャツは日本特有のものということを覚えておきましょうね。
あなたが営業職などで、ジャケットを着る機会があるのであれば、長袖のシャツの方がいいかもしれません。
半袖のシャツだとジャケットをきた際に汗でベタベタして気持ち悪いというデメリットもありますし、ジャケットが早く傷んでしまう可能性もあります。
あなたの置かれている立場や会社の規則にもよりますが、ここでは半袖シャツがベストとしておきます。
で、ですよ。半袖のシャツといっても多種多様。ワイシャツやポロシャツなどもありますし、スーパークールビズであれば、アロハシャツなんかもOkとされています。
着ていく服を選ぶのに本当に苦労しますよね。ここで、気をつけるポイントがいくつかあります。
まず、シャツを選ぶ際の第1のポイントは、
『長袖シャツで着ているものよりも、ワンサイズ小さいものを選ぶ』ということ。
シャツに少し余裕のある方が涼しくていいでしょうが、いつもと同じでゆったりめで選んでしまうと、だらしない感じが出てしまいます。
ずっと、事務仕事でお客さんに合わないというのであれば、それでもいいですが、そうでない場合は注意です。涼しさや着心地は大切ですが、相手に与える第一印象にも気を使っておきましょう。
ジャストサイズで、涼しげに爽やかで大人の印象を与えることが出来るようにシャツを選びましょう。もちろん、ワイシャツだけでなく、ポロシャツにも言えることですので頭に入れておきましょうね。
クールビズのシャツは襟の形で違いが出る!
ノーネクタイになるクールビズでは、襟の形がキーポイント。全体の印象を左右するほどのインパクトがありますので、しっかりとした形のものを選ぶ必要があります。
普段使用している、レギュラーカラーやワイドカラーではパッとみクールではありません。クールビズの着こなしに合う形を紹介しますね。
●ボタンダウン
出典 http://hshirts.exblog.jp/14978671/
ボタンダウンとは、襟の先端にボタンがついたシャツで、襟先がシャツに固定されることによって襟が立ち、美しいVゾーンができます。
襟の大きさで印象が変わります。短めの襟であれば、カジュアルよりに。大きめの襟であれば、ロールがゆったりとできて美しいカーブを描きます。
ノーネクタイのときは第一ボタンをはずすのがポイント。綺麗なロールができ、見た目の印象が引き締まります。この点がクールビズでボタンダウンがもてはやされる理由であります。
●スナップダウン
出典 http://depo.exblog.jp/5928366/
スナップダウンにも襟をキレイに見せるための工夫がされています。見た目は普通のシャツと変わらないのですが、襟の裏にスナップボタンが隠されており、襟が固定できるようになっています。
ボタンダウンとスナップダウン。機能的にはほぼ同じなので、どちらのタイプを選ぶかはあなたの好みによります。
●ドゥエボットーニ
出典 http://abysssky.blog28.fc2.com/blog-entry-55.html
イタリア語で「ボタンが2つ」という意味がある、ドゥエボットーニ。襟が高くなっているので、首の長い方との相性はよくVゾーンが美しく見えます。
もともとは、ネクタイの結び目にボリュームを持たせることを目的。しかし、現在の日本ではクールビズの導入により、ノーネクタイ&第一ボタンを外して着るのが基本となっています。
●ホリゾンタルカラー
出典 http://abysssky.blog28.fc2.com/blog-entry-55.html
襟の開きがほぼ水平なので、とてもシャープな印象に見えます。イタリアで人気のある襟となっていますが、日本ではまだ浸透していません。
第一ボタンを外すと緩やかで綺麗なカーブを描きますので、シャープな印象になります。襟が高いボタンダウンが苦手な方、人と違うものがいいという方にはオススメ。
お手軽価格で、一週間分のワイシャツが準備できます。こちらはボタンダウンをメインとしたセットです。
クールビズのシャツ まとめ
クールビスの着こなしでシャツは本当に重要な役割を果たします。ここで、ポイントをまとめておきますね。
●長袖は国際的にスタンダードだが、日本では半袖が主流
●クールビズのシャツは普段のシャツより、小さめのサイズを選ぶ
●襟元の形で印象が変わるので、意識して選ぶようにする
今回は、クールビスにオススメな襟の形をいくつか紹介しましたので、あなたのお気に入りのもを見つけてぜひ取り入れてください。
繰り返しになりますが、くれぐれも普段使いしているシャツをそのまま使用することはやめてくださいね。
クールビズは、パンツやジャケットの選び方も重要。こちらも参考にしてください。
⇒ クールビズ着こなしはパンツがポイント!靴やベルトでオシャレ度UP
⇒ クールビズはジャケットが必要?おすすめのスタイルはコレ!
クールビズについては、こちらの記事も確認してください。
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