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インフルエンザ予防にマスクの効果は?種類と子供への対処法

   

マスク
年末が近づいてきて、インフルエンザが流行し始める頃です。子供がいる家庭では、一人が感染すると家族中に広がるおそれがあるので注意しなければならないですよね。特に赤ちゃんがいる家庭では、親が十分注意して予防をしなければなりません。

インフルエンザの予防としては、予防接種や手洗いが一般的になっています。子供たちにうつすワケにはいかないので、私自身も毎年、予防接種を受けていますし、手洗いも行っています。

自身の予防は行っていますが、息子の保育園の送り迎えなどでどうしても人ごみを避けれな場合に活躍してくれるのが「マスク」です。しかし、このマスク。どれだけ予防効果があるのでしょうか?

間違った使い方をしていては、まったく意味がないので、ここでマスクの効果と種類について紹介します。そして、家内感染を予防するには子供への対処も必要となるので合わせてお伝えしていきます。

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インフルエンザ予防にマスクは効果があるのか

マスクの予防効果を考える上でインフルエンザの感染ルートが重要になってきますので、ちょっと見ておきましょう。感染
経路としては、「飛沫感染」、「接触感染」、「空気感染」の3つがあります。

●飛沫感染
インフルエンザの感染者が咳やくしゃみをすることによって飛び散る、飛沫によって感染します。飛沫には大量の菌やウイルスが含まれていますから注意が必要です。

●接触感染
ウイルスを含んだ飛沫がドアノブやスイッチにつき、それを触った人が感染するルートになります。飛沫のついた手で目や口を触ることによって感染がおこります。

●空気感染
ウイルスを含んだ飛沫の水分がなくなると、細かい粒子が残り空中に浮遊します。その浮遊した粒子を吸い込むことによって感染が起こります。

上記の感染ルートの中で一番、感染しやすいとされているのが「飛沫感染」になります。マスクは、この飛沫から身を守ってくれますので、予防の効果があるのは一目瞭然ですね。

ただし、マスクも種類がたくさんありますので、自分にしっかりとあったモノ、目的にあったモノをしっかりと見極める必要があります。

インフルエンザの予防になるマスクの種類はどれ

マスクの種類を大きく分けると、3つに分類することができます。

①ガーゼマスク(織布マスク)
ガーゼを重ねて作られているマスクになります。保湿性に優れており、洗濯することで何回も使用することができますが、
取り扱いには注意が必要です。汚いまま何回も使用すると逆効果ですからね!

②不織布マスク(ふしょくふマスク)
ドラッグストアでよく見かける、薄いシート状にした使い捨てのマスクです。繊維に科学的な処置をして作られたもので、ガーゼマスクに比べると網目が小さいのが特徴です。

③医療用マスク(N95マスク)
不織布マスクより更に網目が細かくなります。高機能である代わりに値段が高くなります。

基本的には、①⇒②⇒③の順番で予防の効果が高くなっていきます。その理由としては、ウイルスの大きさとマスクの網目の大きさが関係してきます。

【ウイルスの大きさ】
ノロウイルス  : 0.03~0.038μm (0.00003mm)
インフルエンザ : 0.1μm (0.0001mm)
咳などの飛沫  : 5μm (0.005mm)

不織布マスクでカバーできるのは、「咳などの飛沫」までになります。ここまでカバーできれば「飛沫感染」を防ぐことができるので咳やくしゃみに含まれたインフルエンザウイルスをシャットアウトできます。ですが、インフルエンザそのものウイルスは防げませんので、空気感染は予防できません。

全部のウイルスをカバーしたい場合は、医療用のマスクしかありませんが、先程もいったように使い捨てでありながら高価であることと、密閉性が高いのでつけていると息苦しいというデメリットがありますのであまりおすすめしません。

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ですから、一般的な予防であれば「不織布マスク」で十分だと考えます。あとは、マスクのサイズも重要で明らかにサイズの合わないものを使うと、口とマスクの間に隙間ができて予防の効果が半減してしまいますので注意してくださいね。

ここまでマスクについて説明してきましたが、大人であれば、ウンウンと納得してくれるでしょうが子供はそうはいきません。家族内感染を防ぐには子供にもつけさせることもあると思いますので子供の場合はどうなのかみていきましょう。

インフルエンザ予防のマスクを子供が嫌がる場合の対処法

子供用のマスクもたくさん販売されていますが、素直につけてくれることはないでしょう。実際、私の3歳の息子につけさせようとしましたが、めちゃくちゃ嫌がりました。すぐに外して投げつけて終わりです。

そこで、子供が嫌がる場合の対処法を考えました。

・自分でマスクを選ばせる(キャラクターもの)
・マスクに好きなシールをはる
・親も一緒につけていることを強調する

などをすることによって、喜んでマスクをするようになりました。インフルエンザなどが大流行して、マスクをつけなければならない環境になったときに、子供がつけてくれないと困るので慣れさせておくのがいいかもしれませんね。

ちなみに、幼児用マスクは1歳半からの「初めてマスク」なるものがありますが、なかなかしてくれないでしょうね。下の子が1歳半になったら一度トライしてみます。

3歳からですと、キャラクターものでこんなのもあります。こんな可愛らしいマスクがあれば、女の子は喜んでつけてくれるでしょうね。

インフルエンザ予防マスクのまとめ

インフルエンザで一番高い感染ルートである飛沫感染を防ぐ意味でマスクが効果であることがわかっていただけたと思います。ですから、大人は予防のためマスクをつけることを推奨します。特に家族内に小さなお子様がいる場合は流行し始めたら必ずつけておきたいですね。

私自身、マスクをつける理由としては、インフルエンザや風邪の予防という名目もありますが、単純につけていると温かいとい理由もあります。冬の時期は本当に重宝します!

幼稚園で集団生活をしていれば、子供たちはウイルスのうつしあいでしょうから、日頃からマスクに慣れさせておくことも必要かもしれませんね。案外、マスクの温かさに気づいて素直にしてくれるかもしれません。

それでは、家族内感染を広げないように家族全員がしっかりと予防してくださいね!

インフルエンザの予防方法である「手洗い」「うがい」についてはこちらを参考にしてください。
⇒ インフルエンザ予防に手洗いは効果的?水だけの方法でもいいの?
⇒ インフルエンザはうがいで予防できる?水を飲むと効果あり

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