新社会人必見!スーツ衣替えのタイミングとお手入れや保存のコツ!
入社して、はや1か月。つい、この前までシャツにジーンズ、セーターにトレーナーと、好きな時に好きな服を着て学校へ通っていたあなた。
社会人生活には慣れましたか?
背広姿は肩が凝る、ネクタイで一日いると息苦しい、高校生の時、「きちんとネクタイを絞めなさい」と生活指導の先生に怒られていた方がマシ…。
なんて思っていませんか?
でも、その服装がこれからの長い人生、社会の中であなたが自分らしく歩いていくための正装で、定年まで40年も着ることになるのです。
すでに4月で夏日が続いて、冬服はもう暑いですよね。いったいいつになったら、夏服を着ていいのだろう、ワイシャツ姿で仕事に行ってはダメなのかな?などと色々悩む時期でもあります。
今回はスーツの衣替えのタイミングからお手入れのコツを紹介してきますのでぜひ、参考にしてください。
スーツの衣替えのタイミングっていつ?
社会人でも学生でも一般的に衣替えは、夏服は6月から9月です。
しかし、昨今異常気象のためか、4月5月で夏日が続いたり、10月が残暑厳しかったりと、暑い日が長くなっています。
だからと言って、4月から夏服というわけにはいきません。
最近では、クールビズの影響もあり多くの企業が、5月から夏服を採用し、夏物のスーツとズボンになります。
それでも、ワイシャツ姿は恥ずかしいので会社に入ったら上着を着る、という人もいます。
特に営業などでは、お客様の前でワイシャツでいいのは、6月を過ぎてからです。
そして、クールビズでノーネクタイになるのは7月に入ってからが普通。
ただし、5月6月は業種や会社によってルールが違いますので、あなたの会社の決まりをしっかりと確認しておきましょう。
社会人として、楽な格好を選ぶのではなく、きちっとした方を選ぶのが周囲に対してマナーとなります。
最近のスーツは夏服でなくても、春用スーツとして表地が薄く、裏地も総裏でなく半裏仕立てのものがあります。
裏地もポリエステルではなく、汗が吸収しやすい綿や麻が織り込まれた繊維や、キュプラという繊維を使用。
どうしても、会社の規則などにより上着を着なければダメという場合は、こういった速乾性や清涼感のあるスーツを選ぶのもの一つの方法です。
スーツのお手入れや保存方法のコツ
大学の入学式の時には安い吊るしのスーツを買ってもらった人でも、就職活動や入社を機に、良いスーツを作ってもらった人もいると思います。
あなたはどうですか?高価なスーツを作ってもらいましたか?
お手入れや保存方法をしっかりとしておかないと、傷みが早くなってしまうので、
せっかく作ってもらったスーツが台無しになってしまします。
そうならないよう、お手入れや保存方法のコツをしっかりと覚えておきましょう。
まず、スーツは必ず、クリーニングして秋までしまってください。
4月5月と汗をかいてそれを吸い込んだスーツです。特にズボンはきちっとした業者にクリーニングをお願いしてください。
そのまま家に放置しておくと、折り目がよれよれになるだけでなく、汗染みができたり、虫食いで穴が空いてしまいます。
スーツの脇に必ず「取り扱い絵表示」というのがあります。これを守らないと、トラブルがあったときに、スーツを買ったお店が保証をしてくれないことになります。
特に「毛(ウール)100%」のスーツやズボンで「家でも洗えます」、という商品が最近増えていますが、本来毛という繊維は摩擦に弱く、繊維を好む虫に食われやすい性質があります。
家で洗って、ちゃんとアイロンがけができないなら、少しお金はかかりますが、クリーニングをお願いした方が、最終的にみるとお安くなります。
また、汗のシミが気になるズボンですが、こちらも毛100%なら、家で洗うのではなく、最近はやりの除菌消臭スプレーをかけ、そのまま折り目ににそって、ズボン専用のハンガーにかけておいてください。
今後必要となりますので、スペアズボンはもちろん用意しておくことをお勧めします。
スペアズボンがあれば、数日履いたらクリーニングに出す、というようなローテーションを組んでいくと、繊維もあまり痛まなくなります。
さらに、クリーニングもあまり安価な「〇○特急クリーニング」といったところでなく、しっかり昔ながらの手作業のお店を選ぶといいですよ。
クリーニングを受けてそのまま工場などへ送る安価なクリーニング店の多くは、ボタンが割れた、ワイシャツが汚くなって帰ってきた、付属の部品がなくなった、などのトラブルが多いのが事実です。
アイロンも手作業ではなく、機械で一度にプレスしてしまうので、摩擦に弱い毛をダメにしてしまい、ズボンなどは長年履いていると、お尻に穴が開いたり、裾が切れたりします。学生服で経験した人も多いのではないでしょうか?
最後に、季節の変わり目で服がクローゼットに入りきらない場合、最近ではクリーニングを出した後、次のシーズンまで保管してくれるというサービスもあります。
スーツや秋冬に着るビジネスコートなどは、収納がとても面倒と感じるようであれば、この保管サービスはとても便利なので利用してみるのも良いでしょう。
スーツの衣替えのまとめ
スーツの衣替えについて、紹介してきましたが簡単にまとめておきますね。
●衣替えは一般的には、6月から9月
●近年では、クールビズの影響で5月から実施する企業もある
●家での管理ができないのであれば、クリーニングをお願いした方が最終的にみると安価
●なるべく「〇○特急クリーニング」をさける
以上、スーツの衣替えとお手入れについてでした。これから続く長い社会人生活で、あなたのパートナーとなるスーツをぜひとも、大事に扱ってくださいね。