熱中症対策には環境省が発表する暑さ指数を活用するのが便利!
2017/06/13
これから暑い夏がやってきますね。暑くなると注意しなくてはならないものは、熱中症です。
熱中症にならないためには、暑さがどのくらいになるのかを予め知っておくことが大切。
それを知るための指数として、環境省が出している「暑さ指数WBGT」があるのをご存知ですか?
これを活用して、熱中症対策の方法を教えます!
熱中症の対策をする基準になる環境省の暑さ指数とは?
環境省とは、自然や野生動物を保護するとともに、地球温暖化対策やごみのリサイクルなど、環境政策を実施する省庁です。
その環境省が出している暑さ指数についてです。
①湿度
②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境
③気温
の3つを取り入れた指標です。」
(環境省HPより抜粋)
つまり、熱中症を予防する目的で作られた、人体に与える熱(気温・湿度・輻射熱の影響)を数値で表したもの。
わかりやすい表がコチラ。
参考:環境省HP
この表のように、同じ気温でも湿度が高い方が暑さ指数が高くなり、熱中症になる人が増えるということです。
この暑さ指数が28℃以上になると危険な暑さと言えます。
地域別の暑さ指数は下記の環境省のHPで確認できますので、一度覗いてみてください。
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php
熱中症対策に暑さ指数を活用するととても便利!
日々の暑さ指数がわかったら、今度は熱中症にならないように注意をする必要があります。
先ほど、暑さ指数28℃以上になると危険な暑さである、ということは述べましたが、具体的にどのような使い方をすればいいのかをご紹介します。
●毎日暑さ指数を確認する
朝お出かけ前に自分の住んでいる地域の暑さ指数を確認していくと、日中の危険度が予想できます。
『環境省暑さ指数(WBGT)の実況と予測』
天気予報と同じように予報も出ているので、お出かけ前にチェックすると安心ですね。
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php
●環境省暑さ指数メール配信サービス(無料)
http://www.wbgt.env.go.jp/mail_service.php
環境省が紹介しているバイザー株式会社よりメール配信サービスを利用すると設定した地域の暑さ指数をメールで受け取ることができます。
これらを活用して、熱中症になるリスクを十分に下げましょう。
熱中症対策のまとめ
熱中症にならないためには、天気予報だけでなく、環境省の暑さ指数を活用し、危険な日を知ることが大切です。
暑い日には、こまめな水分補給と定期的に涼しい場所に移動する、体を冷やす、など自分自身で注意をすることが必要。
私はいつも外出時にはペットボトルと日傘・扇子を欠かさず持ち歩きます。
汗でべたべたした体に扇子で風邪を送るだけでずいぶんと違うのでオススメ。
熱中症は熱い屋外だけでなく、風通しの悪い屋内でも起こりやすく、特に乳幼児や高齢者は十分な注意が必要です。
じめじめとした湿気の多い、暑い日には特に注意しましょうね!
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