洗濯物の臭いが消えない!おすすめの干し方や洗剤選びのコツ!
洗濯をしたのになんか汗臭い!
そのまま着るのも嫌だけど、洗いなおすのもメンドウ・・・
なんて経験ありませんか?
私の家には夫と息子2人の男3人がいます。なぜか、彼らの靴下は1年中臭う!
そして、次男は脱ぎっぱなし男!玄関の片隅、廊下の端、脱衣所にポッイ!
ひどい時はクローゼトの中に脱いだ物をしまい、ベッドの下には脱いだ衣類が入り込み、3日で悪臭漂う素敵なお部屋が出来上がります。
そんな脱ぎっぱなし男の衣類の臭い消しは大変ですが、洗濯前のポイントと干し方で悪臭漂う衣類が臭わなくなりますよ。
私が日頃から実践している洗濯の方法を詳しくご紹介いたします。
目次
洗濯物の臭いを取るには洗濯機の掃除が肝心!
洗濯機の掃除していますか?
洗濯機の中は水垢や洗剤カスなどがこびりついて汚れています。その汚れをエサにして、洗濯機の中は雑菌だらけ!
そんな雑菌だらけの洗濯機で洗うと雑菌が発生した臭いを衣類に染み込ませていますよ!
洗濯機の掃除の仕方
洗濯機の掃除アイテムとして
・重曹
・酸素系漂白剤
などがあります。市販でも洗濯槽の掃除洗剤が売られているのでそちらを利用しても掃除の手順は同じです。
・重曹を使う場合は粉末で200グラムぐらいを用意してください
・酸素系漂白剤の場合は粉末なら500gから1kg、液体なら500mlから1L程必要
洗濯槽掃除の手順
①洗濯槽に水かお湯を最大限まで入れます
この時、洗濯物は入れないでくださいね!
②洗濯機を洗濯コースで10分ほど回し、排水せずに放置して付け置きします。
※汚れが少ない時は2~3時間放置。
※始めての掃除や3か月以上していない場合は半日ほど放置してくださいね。
この時に水面に汚れが浮いていますので網などですくっておくと良いですよ。私はお風呂の湯の汚れ取りの網を使ってます。
③放置後、標準コースで洗濯機を回す
普通に洗濯する時と同じように稼働をさせてください。この時も洗濯物は入れてはダメですよ!
回した後にまだ汚れが洗濯機の底に残っていたらmもう一度稼働させてください。
40度ぐらいのお湯の方がよく落ちますが洗濯機によってはお湯を使えないもの、重曹を使えないものがあるので使用前には必ず説明書で確認してください。
洗濯槽の掃除をすると黒や茶色などの汚れが出てきて、私はそれを網ですくいながら、どれだけ汚れが取れたのかを見るのが好きです。
付け置き時に溝などの細かい所も使い終わった歯ブラシなどでこすって掃除してくださいね。
洗濯物の臭いを消すには洗濯前のひと手間が大切
洗濯機の掃除も終わり、いよいよ溜まった洗濯物をきれいにしようと洗濯槽に入れる前に、ひと手間加えましょう!
この1手間で繊維の奥に潜んでる皮脂や垢、汗に汚れを取り除くことができます。
●重曹を使った洗濯
重曹1カップに40℃ぐらいのお湯と洗濯用洗剤をバケツの中に入れて、臭いのひどい洗濯物を2時間ほど付け置きしてください。
付け置きが終わったら洗濯機にバケツの水ごと入れ普通に洗濯してくださいね。
重曹はアルカリの性質です。酸性物質である皮脂やたんぱく質などと反応すると中和作用が発生し臭いを消す効果を発揮します。
重曹を使った洗濯方法は、とてもシンプルで簡単なので、ぜひ実践してくださいね。
●酸素系漂白剤を使った洗濯
洗濯洗剤と40℃ぐらいのお湯、酸素系漂白剤を使用します。バケツの中に入れて全ての材料を入れ、臭いの酷い洗濯物を2時間ほど付け置きしてください。
脇の汗染みなどの場合は1晩付け置きしてください。後は洗濯機にバケツの水ごと入れ普通に洗濯してくださいね。
●洗濯機に詰め込み注意
洗濯機に洗濯物を入れるとき、詰め込みすぎると洗濯機の性能が十分に発揮されません。洗浄力が落ち、汚れもしっかり落とせなくなってしまうので一度に洗える洗濯物の量を守ってくださいね。
多く詰め込みすぎるのは洗濯機の故障にもつながりますのでご注意を!
洗濯物の臭いを消すには干し方にも注意が必要!
洗濯機の掃除も終わり、付け置きもして完璧!
なんて油断して、洗濯機の中やカゴに放置していませんか?
濡れた状態で洗濯物を放置していると、衣類の蒸れた臭いだけでなく、落ちきれなかった汚れなどをエサに雑菌が繁殖してしまいますので、出来る限り早く干してください。
そして干す時は洗濯物がアーチ状になるように、長いものは両端に、中央に行くにつれて丈の短い衣類を干すと中央に風の通り道ができるので両端の物にも風が通り早く乾きますよ。
室内や浴室などに干すときもアーチ状に干すようにしてくださいね。
洗濯物の臭いを消すための洗剤と柔軟剤の選び方のコツ!
自宅で洗濯した衣類って着ているうちに風合いが落ちてゴワゴワしていませんか。
できたら買った時の肌触りのままで、柔軟剤の香りが漂う、そんな洋服を着たいものです。
でも、数ある洗濯洗剤に柔軟剤、どれを選べばいいの?なんて悩んでしまいますよね。
●洗濯洗剤
液体や粉末洗剤などいろいろありますが、成分を選んで使用していますか?
洗濯洗剤には、「弱アルカリ性洗剤」と「中性洗剤」があります。洗浄力が高いのは弱アルカリ性の洗剤です。
中性洗剤はデリケートな素材を洗うときに使われる洗剤です。白いものを洗うときは「蛍光剤(蛍光増白剤)」が入ったものを選ぶと白さが引き立ちますよ。
そして、液体洗剤と粉末洗剤がありますが、最近は液体洗剤を使っている方が多いと思いますが頑固な汚れなどには粉末洗剤がおすすめです。
粉末洗剤のほうが洗浄力が高いので汚れのひどいものを洗う時は粉末洗剤を使うなど、汚れによって液体と粉末を使い分けるとワンランク上の洗浄ができますよ。
●柔軟剤
柔軟剤は衣類をふんわり仕上げる、いい香りに仕上げる、などのプラスαに使用します。
頭皮をシャンプーした後にリンスやトリートメントしますよね?柔軟剤は衣類のリンスなんです。
洗剤だけではゴワゴワしてしまいがちな衣類をふんわりさせ、肌触りをよくするための物なので、このみの香りの柔軟剤をみつけて楽しんでください。
●私の実践洗濯法
まず洗濯物をスボン類、下着類、上着の3種類に分けます。更に色の濃い物、汚れ具合で分けます。
汚れのひどいものは、酸素系漂白剤液に付け置きをしておきます。
下着や靴下などの汗を吸って臭う衣類は重曹洗剤液に付け置きします。
付け置きの時の洗濯洗剤は粉末タイプを使用し、前日の夜から付け置きしておきます。
翌日の洗濯の時に上着やズボンは酸素系漂白剤液に付け置きした衣類と一緒に洗い、下着やタオルなどは重曹洗剤液に付け置きした衣類と一緒に洗います。
付け置きの時に使用した洗剤だけですと洗剤の量が少ないので、洗濯機に入れた時は液体洗剤を追加して入れてますよ。
後は、私の好きなアメリカ製の柔軟剤で仕上げてアーチ状に干しておしまいです。
まとめ
きれいな洗濯機で洗った衣類は、柔軟剤の香りもいつもより良い香りに感じます。また、洗いあがりもいつもより綺麗に感じます。
洗濯機を清潔にして、干し方の工夫や洗濯洗剤選びをして、臭いを気にしない爽やかな毎日をお過ごしくださいね。