知恵の架橋

毎日毎日、ちょっとした知恵をあなたにお届けします。お気軽に!

那智の火祭2017の日程とアクセス。見所の大社や滝以外も観光しよう!

      2017/06/13

那智の滝
和歌山県の那智勝浦町で行われる、「那智の火祭」日本の三大火祭りに数えられています。「那智の火祭」という名前は、大松明が豪快に炎をあげる神事からきており、別名「扇祭り」とも言われていましたが、重要文化財に指定されたことにより「扇祭り」に統一されました。

「那智の滝」のもとに神々が帰省する日を祝うお祭で、国の重要無形民俗文化財に指定された祭事を見ようと毎年多くの観光客が訪れます。

今回は、那智の火祭の日程とアクセス方法と祭りの見所をお伝えします。そして、和歌山県那智勝浦町に来たらからには観光しておきたい場所を紹介しますので、ぜひ旅行の参考にしてくださいね。

スポンサードリンク
 

那智の火祭の日程とアクセス

●2017年の日程
開催日:2017年7月14日(金)※雨天決行
開催時間:10:00~15:30
場所:那智勝浦町 熊野那智大社・飛瀧神社
問合せ:熊野那智大社(0735-55-0321)

●那智の扇祭 式次第
10:00 御本社大前の儀 (熊野那智大社)
11:00 大和舞 (熊野那智大社 特設舞台)
11:30 那智の田楽 (熊野那智大社 特設舞台)※ユネスコ無形文化遺産
12:15 御田植式 (熊野那智大社)
13:30 伏拝扇立神事 (伏拝み)
14:00 御火行事 (飛瀧神社)※「那智の火祭」と呼ばれる所以
14:20 御瀧本大前の儀 (飛瀧神社 那智の滝)
14:50 御田刈式・那瀑舞 (飛瀧神社 那智の滝)
15:30 扇神輿還御祭 (熊野那智大社)

●アクセス
会場近くの有料駐車場は、例年10時30分ごろには満車になるので、それまでに行けばいいかと思うが確実なのは大門坂駐車場に停めて無料のシャトルバスを利用する方法です。

【車でアクセス】
・那智山域の有料駐車場
・熊野交通(株)那智山観光センター
・大門坂駐車場 (駐車後シャトルバスで移動)

【バスでアクセス】
・熊野交通の定期バスで「那智山」で降車

【タクシーでアクセス】
・熊野高筒「那智の滝前」バス停付近で降車

スポンサードリンク

那智の火祭の見どころは?

見どころは、世界文化遺産に登録された「那智の田楽」「御火行事」です。しかし、観光客も多く、移動が大変なので2年かけて見るつもりでもいいかもしれません。

7月14日の10時から祭礼が始まり、まずは稚児による「大和舞」、続いて「那智の田楽」が奉納されます。この田楽は秋の実りの祈念と収穫の感謝の意味を込めて、農具を楽器代わりに打ち鳴らして、舞い踊ったのが始まりとされています。

●那智の田楽

その後は、神輿の御滝への「渡御祭」「扇立て神事」と続きます。神輿は扇神輿と呼ばれ、木枠に金扇や白銅鏡を飾り、熊野の神々の数と同じ12体そろえられます。14:00からハイライトの「御火行事」が始まります。大松明12本を使ったお清めの神事で、神々を移した扇神輿を、火の粉を飛ばして燃えさかる炎で清めます。

●御火行事

那智の火祭は熊野大社や滝以外も観光しよう!

熊野那智大社や那智の滝を観光することになりますが、その他の観光スポットも楽しみましょう。

・太地のくじら博物館
世界でも珍しい鯨専門の博物館で、日本の捕鯨400年の歴史を目の当たりにできます。おすすめはなんといっても、多彩なイルカとのふれあい体験ができることです。イルカに触れることから、トレーナー体験、餌あげ、ふれあいスイムなど色んな体験ができますよ。

・速玉神社
熊野三山の一つで社殿はいずれも丹塗りで鮮やかなものになっています。国宝の神宝類をはじめ約1200点にのぼる文化財は神宝館に収蔵されています。夫婦円満や縁結びのご利益がありますよ。

・新宮の浮島(植物園)
底なし沼に浮かんでいる島で約130種もの植物で森が形成されています。島の中を歩くと揺れを感じることができ不思議な感覚になりますよ。癒されにいってはどうですか。

・徐福公園
2200年前の、秦の始皇帝に仕えた高官「徐福」の墓を中心とした公園です。万里の長城を築いた、始皇帝の命令により不老不死の薬草を求めてたどり着いたのが熊野の地とされています。

那智の火祭りのまとめ

世界文化遺産に登録された「那智の田楽」と「御火行事」をぜひとも見ておきたいですが、那智の扇祭の式次第を見て動画を確認し、自分の見たい方に力を入れてもいいかもしれませんね。

那智の火祭は、7月14日の1日だけで祭は終わりますから、ぜひとも熊野の観光も楽しんでください!

スポンサードリンク

  オススメ記事

 - お祭り , ,