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ノロウイルスに赤ちゃんが感染!?早急の処置と親の注意点!

   

赤ちゃん

赤ちゃんが突然の嘔吐や下痢をした場合とても焦ってしまします。寒さの厳しくなってくる秋から冬にかけては、ノロウイルスが流行しますから、十分に注意しておかなければなりません。

ノロウイルスの症状が出たものの、いつ病院に連れて行くべきなのか判断が難しいこともあります。私自身も、幼児がいますが突然の嘔吐や発熱などがあったとき判断に迷ったりします。

そこで、今回はノロウイルスの症状が出た場合の病院へ行く判断基準について私なりにまとめました。また、突然に嘔吐や下痢をしたときの処置方法や赤ちゃんの世話をする際の親の注意点についてもまとめています。

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ノロウイルスに赤ちゃんが感染したと思ったら病院へすぐ行くべきか?

すごい勢いで嘔吐しているけどすぐに病院へ行くべきか?下痢がひどいけど大丈夫かな?と子供を持つ親であれば色々と判断に迷う場面があります。特に夜中に症状が出るととても焦ります。

ここでは、私なりの病院へ行くべきかどうかの判断基準を紹介しますので参考にしてください。ただし、明らかに様子がおかしいと感じた場合は、医療機関ですぐに診察を受けてくださいね。

①激しい嘔吐が止まらない
②自力で水分が取れない
③水っぽい下痢が一日6回以上続く
④尿が半日以上出ていない
⑤皮膚が冷たく、覇気がない

などの症状が見られたときは、すぐにかかりつけの病院で診察を受けてください。上記の症状に比べて、穏やかな場合。

①嘔吐はするが、元気があり水分を自力で摂取できる
②下痢が一日5回以下
③尿がしっかりと出ている
④機嫌が比較的よく、笑顔も見られる

というような状態の時は、日中の診療時間内に受診をしましょう。嘔吐や下痢はするが、親の目からて明らかに元気があるようであれば、しばらく様子を見るというのもひとつの手です。というのも、軽度であるのに病院に行くことによって逆に病気をもらってしまうという可能性もあるためです。

ただ、症状が軽度であると思っても、赤ちゃんは急変しやすいのでしっかりと見ておくことが重要です。油断は禁物ですよ!

ノロウイルスに赤ちゃんが感染した時の処置はどうする?

赤ちゃんの症状を見て、とてもひどそうであれば病院ですぐに受診するのがよいでしょう。水分を自分で摂取できるようであれば、適切な処置によって様子を見ましょう。

まず、家できる処置といえば「脱水症対策」になります。嘔吐や下痢が続くと、身体の中の水分が奪われて、脱水症状を起こしやすくなります。まだ、離乳食が始まったばかりの幼児には無理に食べ物を与えずに、水分をしっかりと与えましょう。

おっぱいやミルク、子供用スポーツドリンクなど赤ちゃんが飲めるものを与えましょう。嘔吐や下痢の回数が多い場合は、経口補水液を与えるようにしましょう。少し嫌がるかもしれませんが、少しずつ根気よくあげるようにしましょう。

下痢や嘔吐によって、塩分は想像以上に消耗しますので、それに見合った塩分補給をしないと、低ナトリウム血症により下痢や嘔吐は激しくなり、容態は急激に悪化する可能性もあります。

一回の分量を少量にして、小刻みに与えるようにしましょう。ノロウィルスに関しては治療薬はありません。 病院に行ってノロウィルスと確定した場合も、赤ちゃんの水分補給と経過観察をしっかりと行いましょう。

一般的に売られているのが、こちらの経口補水液「オーエスワン(OS-1)」になります。

突然の嘔吐や下痢で準備できない場合は、下記の材料で経口補水液を作ることができます。

飲料水:500cc
砂糖:20g
塩:1.5g

これらの用量を守って、補水液を作りましょう。味は美味しくないので、幼児に飲ませるために他の材料を足したくなりますが、体内への吸収率が低下してしまうので注意してくださいね。

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ノロウイルスに赤ちゃんが感染した時に親は何に気をつけるべきか?

赤ちゃんがノロウイルスで突然の嘔吐や下痢をした場合、感染力がとても強力なので、2次感染には十分注意が必要です。親としては看病をしなければなりませんが、その時に気をつけるべき点がいくつかあります。

まず、嘔吐物や排泄物の処理を行う場合は、マスクと手袋は必須です。嘔吐物がついた赤ちゃんの衣類等は、選択する前に次亜塩素酸系(ハイター)のもので、つけおき殺菌が必要になります。できない場合は、あきらめて衣類を捨てましょう。

排泄物の処理に関しては、ビニール袋を2・3枚重ねておむつをしっかりと密閉してから捨てるようにしましょう。その際、次亜塩素酸系のスプレーで殺菌しておくとより効果的です。

赤ちゃんは唾液も多く、それにノロウイルスが含まれているかどうかですが、基本的に唾液にはノロウイルスは含まれていないですが、嘔吐をした際に口腔内にウイルスが残る事があり、その状態で唾液が混じれば唾液にもノロウイルスが含まれる可能性はありますので、幼児のヨダレにも注意しておきましょう。

ノロウイルスは非常に少量でも感染する事がわかっていますので、ノロウイルス感染者の汚物処理には十分な注意が必要です。発症が治まっても約1ヶ月位はノロウイルスが便から検出される事もありますので注意してくださいね。

ノロウイルスの最大の予防は感染しない事ですので、赤ちゃんのお世話が終わったら入念に手洗いを行ってください。それに加えて食事前やトイレの後、食品の十分な加熱ねどにも注意して、2次感染をもらわないようにしましょう。

ノロウイルスのまとめ

ノロウイルスは症状を発症しても大人であれば、2・3日で回復します。しかし、抵抗力が小さい赤ちゃんにとってはとても辛く、自分の意思を伝えられないので、親がしっかりと対処する必要があります。

今回、紹介したことを参考にしていただいて、迅速な対応をするとともに、2次感染が広がらないように、しっかりと処置してくださいね!

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