なぜ6月の結婚は縁起が良いの?知らなかったジューンブライドの意味
2017/05/23
あと少しで6月ですね!
6月といえばジューンブライドと呼ばれ、欧米では6月に結婚すると幸せになれると
言われ良いとされています。
日本でも聞くようになったジューンブライドですが、何故良いとされているか…
あなたは知っていますか?
そんな疑問をここで解決しましょう。
ジューンブライドの由来!最も有力な3つの説
① ギリシャ神話
ギリシャ神話の主神ゼウスの妻、ヘラが6月を守護していると言われているのが1つ目の理由。
ヘラは家庭、女性、子どもの守護神であり、祭礼が6月1日に行われていたとされています。
そのため、6月に結婚式を挙げるとヘラのご加護により幸せになれると言われるようになりました。
② 農作業で忙しい
ヨーロッパでは3~5月は農作業の時期でとても忙しいため、その時期の結婚は禁止されていました。
したがって、一段落した6月に結婚式を挙げ、たくさんの人からの祝福を受けることで
幸せになれるというように言われているのが2つ目の理由です。
また、6月には各地で復活祭などの祭事が多く行われることから相乗効果で
より多くの祝福を受ける事ができるのも大きいのではないでしょうか。
③ 天候
ウエディングドレスなどのきれいな衣装を着る上で天気はとても気になるところ…
6月のヨーロッパは1年の中で雨が少なく、気温も良い月です。
爽やかな青空を見せてくれる6月は「若者の季節」とも言われ、
イベントには最適なシーズンとなっています。
ジューンブライドが日本に広まった理由とは?
しかし、6月といえば日本では梅雨のまっただ中ですよね。
そういった季節にドレスはちょっと…と考える人は多く、
ウエディング業界の売上が下がってしまうのは仕方のないこと。
それを避けるために動いたのがホテルオークラの副社長。
海外の結婚式事情を調べた中にジューンブライドを見つけ、
1960年代後半に提案したのが始まりではないかと言われています。
つまり、ウエディング業界の戦略というわけです。
ジューンブライドのまとめ
とはいえ、今では十分浸透していますし、6月に結婚するカップルは多いと思います。
日本では50年ほど前から始まったとされていますが、
ヨーロッパではとても昔から存在していて幸せになれる月と言われることに間違いはありません。
6月に結婚式を挙げたいと思っているあなた、歴史や意味を理解して結婚されればなお良いのではないでしょうか。