海外旅行でスマホを使う際の注意点と活用方法。シムフリー端末はいいの？
スマホは日常生活には欠かせないものになり、海外でも使えれば旅行が楽しくなりますし
緊急なことがあっても誰かとつながっているという安心感も得られます。
ただ気のなるのは、高額請求の話です。いつの間にか何万円請求されたという話を
聞くと不安になってしまいますよね。
しかし、設定さえしっかりしておけば、余計な課金をされる心配はありません。
国内にいるうちにしっかりと理解しておきましょう。
海外旅行でスマホを使う際の注意点
高額請求の原因は「データローミング」と呼ばれる機能によるものです。
海外でのスマホの通信はこの機能を使って行われます。
これは、日本の携帯電話会社の電波が届かない所に渡航した際に、
現地で提携しているキャリア（通信会社）の電話回線を使って通信できる仕組みです。
各キャリアが提携する海外の通信会社の電波を利用できるエリアにあることが条件です。
対応エリアでないと、高額な利用料金を請求される場合もあるので十分注意してください。
観光の主要地域であれば、ほとんどが対応エリアにはなっていますが
各キャリアのホームページでしっかり確認しておきましょう。
海外旅行でのスマホの活用方法
データローミングについては理解できましたか？
それでは、スマホの活用方法について使用方法別にみていきましょう。
●音声通話、データ通信を利用する場合
NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手３大キャリアは海外向けのパケット定額サービスを
提供していていますので各社のサービスを見ておきましょう。
NTTドコモ（海外パケ・ホーダイ）
利用料金：１９８０円～２９８０円
通信容量：２４．４MB～無制限
申し込み：不要
au（海外ダブル定額）
利用料金：１９８０円～２９８０円
通信容量：２４．４MB～無制限
申し込み：不要
ソフトバンク（海外パケットし放題）
利用料金：１９８０円～２９８０円
通信容量：２５MB～無制限
申し込み：不要
各社、ほとんど変わりませんね。では次のスマホの設定方法です。
設定方法は「音声通話ローミング」「データローミング」をオンにするだけです。
端末によって違いはありますが、設定アプリから入っていけば設定できます。
渡航前に設定確認アプリもダウンロードしておいてください。
海外パケ・ホーダイなどが適用されているかどうか一目でわかるので安心して使用できます。
●スマホをデジカメ代わりに使う場合
音声通話もデータ通信も使わない場合は、「機内モード」をオンにしておけば
電源が入った状態でスマホを使っても、料金は発生しません。
●データ通信は使いたいが料金を抑えたい場合
キャリアでの料金より抑えたい場合は空港でWiFiを借りてください。国によって違いますが
利用料金はアジア方面で６００円/１日ぐらいからあるのでオススメです。
複数台データ通信ができるのものメリットになります。
海外旅行でスマホを使う時はシムフリー端末がいい！？
大手キャリアのスマホをそのまま使う方法とWiFiを借りる方法をお伝えしましたが
シムフリースマホを利用するのもオススメです。
最近では色々なプランも出てきていますので紹介します。
「At＆T」のプリペイドシム。ハワイ、グアム、サイパンなどの海外旅行の定番地域などで使えます。
料金：$４５
データ通信：１．５GB（これを超えると低速通信）
通話：無制限
SMS：無制限
期間：１ヶ月間
料金：$２５
データ通信：５００ＭＢ（これを超えると低速通信）
通話：無制限
SMS：無制限
期間：７日間
$２５のプランでも十分だと思います。大手キャリアのたった１日の利用料金で７日間も使用できます。
ただ、デメリットとしては現地の購入場所や方法を知っておく必要があるということです。
「mobell（モベル）」のシムカード。世界１４０ヵ国でデータ通信とＳＭＳが使い放題。
料金：５９９４円
データ通信：無制限（低速）
通話：６０円/分（国内通話・日本への国際通話）
SMS：無制限
期間：３０日間
大手キャリアの２日分の料金で３０日も使えるし、通話料金も１/３程度です。
大手キャリアだと送信に１通１００円かかるSMSメッセージも無料です。
一度に数カ国を渡る場合にも活躍します。ただ、デメリットもあって通信が
無制限ですが低速となっているので動画を視聴するのは厳しいです.
まとめ
大手キャリアの安心感はあるが、シムフリー端末を利用する価値は大いにあります。
今後も海外旅行をするのであれば、シムスリー端末を１台準備してみてはいかがでしょう。
高額なものだと、現地で盗難の可能性もありますので２～３万の格安端末がオススメです。
最後にもう一度言っておきます。
大手キャリアで国際ローミングする場合、対応エリアをしっかりと確認してくださいね！