夏に花粉症の症状が出た!ひどくなる前に原因と対策を知ろう!
花粉症と言えば、スギやヒノキなどの花粉に反応するアレルギーを持つ花粉症の方が日本では多くいらっしゃいますが、暑い夏になっても花粉症の症状がでたら驚きますよね。
実はスギやヒノキ以外にも花粉症の原因となる植物はたくさんあるのです。
夏でも、鼻がぐずぐずしたり、目がかゆくなったりという症状が出たら、花粉症かもしれません。そうなる前に夏の花粉症について知っておきましょう。
夏に花粉症の症状が出ることはあるの?
結論から、言いますと夏に花粉症の症状が出ることはあります。
植物が多い日本では、年中花粉が飛んでいると言っても過言ではないでしょう。梅雨の時期は湿度が高いため、飛散することは少ないですが、合間の晴れた日にはここぞとばかりに飛んでいます。
どの花粉に自分の体がアレルギー反応を起こすか、血液検査などをして知っておくのが一番の予防法ですが、検査をしてもその後、発症することもあるので注意しましょう。
スギやヒノキの花粉症の症状である、鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどが起きたら、それは夏の植物が原因の花粉症かもしれません。
ひどくなる前にアレルギーの原因と対策を知っておこう
特に夏の花粉症の原因と考えられるのは以下の2つの植物です。
●イネ科の植物とその症状
イネ科の花粉は5月頃から飛び始め、9月の終わり頃まで続き、種類としては下記のものがあります。
【ススキ】
【ハルガヤ】
【カモガヤ】
【オオアワガエリ】などです。
症状としては、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみ・皮膚のかゆみなど
●キク科の植物とその症状
8月~秋にかけて花粉の飛散をするキク科の植物は、全国各地の河川敷や公園、道端など至る所に生えている身近な植物で、
【ヨモギ】
【ブタクサ】
などがあります。
症状としては、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみ・微熱・咳など
この2つが夏の花粉症の主な原因となる植物と考えられています。
これらの花粉症を発症するとそれと同じ科の食物アレルギーを発症することもあります。
例えば、イネ科の食物はお米や小麦粉、キク科の花粉に似たたんぱく質を持つ食物はバナナやスイカなど。
食物アレルギーは命にかかわることもあるので十分注意が必要です。
では、花粉症にならないためにはどうしたらよいでしょう?
残念ながら、現在は花粉症自体を完全に防ぐことはできません。
一度発症したら、完治しないとも言われている花粉症ですが、その症状を和らげることはできます。
一番いいのはアレルゲンの特定。病院に行って、検査をし、内服薬を処方してもらうことにより、不快な症状を和らげることができます。
また、アレルギー用の目薬なども薬局などで買うことも効果的です。
薬以外の方法では、家に帰ったら来ていた服をすぐに着替えたり、シャワーを浴びたりすることで花粉を家の中に持ち込まずにすみます。空気清浄器は常につけておくのがベスト!
我が家ではパパが花粉症なので、毎朝の掃除機はもちろん、網戸の掃除も徹底しています。
また、外出から帰ると家族全員、服は着替え、手洗いうがいも忘れずに行っていますよ。
夏の花粉症のまとめ
春の花粉症シーズンが終え、ほっとしたのもつかの間、夏になっても花粉症の症状に悩まされるとストレスがたまりますよね。
花粉症の方が少しでも快適な生活が送れるように、家族も配慮が必要です。つらい花粉症は、いつ誰がなってもおかしくありません。
夏の花粉症を軽視せず、しっかりと対策をしていきましょうね。