おならが臭い3つの原因!生活習慣が変わって改善した私の体験。
2017/11/08
恥ずかしながら、私がまだ独身で20代だった頃は、自分のおならが臭いと感じていても、
「ま、こんなものかな。」と、特に改善しようと言う気もありませんでした。
ところが、結婚、妊娠、出産で生活スタイルに変化が起こるとおならが以前より、臭くなくなっていることに気がつきました。
そこで、そもそも、なぜおならが臭くなるのか?
また、なぜ臭くなくなったのか?
ということを、これまでの自分を振り返りながら、考えてみたいと思います。
おならが臭い原因は3パターン!
おならが臭くなるのは、どうしてなのでしょうか?原因は、大きく分けて3パターン。
①病気
大腸癌など、何らかの病気が原因で、おならが臭くなるケースです。体調が悪く、少しでも病気の疑いがあるようであれば、まず健診をうけて異常がないか確認しましょう。
②食べ物
ニラやニンニクなどの硫黄分を含む食材を摂ることで、おならが臭くなります。もちろん臭いたくなければ、摂るのを控えれば防ぐことができます。
③悪玉菌
悪玉菌が腸内に大量発生しているケース。大腸菌などの悪玉菌は、動物性タンパク質や脂肪を好みます。悪玉菌が、動物性タンパク質や脂肪を食べると、腐敗がおこり、有毒なガスが発生して、おならが臭くなってしまうのです。
このように、3つのパターンがありますが、私の場合は、なぜ、おならが臭かったのかを考えてみました。
不規則な食事が臭いおならの原因だった
結婚前、1人暮らしだったころ、たまに自炊もしていましたが、コンビニ弁当や、ファストフードで食事を済ますことも多かったです。
野菜も嫌いではなかったけれど、1人暮らしでは、何種類も野菜を買ったところで、食べきれないので、あまり食べていませんでした。
おまけに揚げ物が好きで、良く食べていましたので腸内環境も悪かったでしょう。
このころは、おならが普通に臭かったです!しかし、特に大きな病気をしたこともありませんでしたし、自分の健康には無頓着だったなと思います。
そんな私も、結婚してからは、夫に料理を出さなければならないので、夕食は家で作って食べるようになりました。
そして、一番食生活が変わったのは、妊娠してからです。自分の食べたものが、赤ちゃんに直接影響するとあれば、気にしないではいられません。
出産してからも、完全母乳で育てていたので、やはり食べるものには気をつけていました。特に、脂っこいものを食べると、すぐに母乳がドロドロになって詰まり、乳腺が炎症をおこす「乳腺炎」という病気になります。
ですから、脂っこいものやジャンクフードを食べることも自然となくなりましたし、赤ちゃんがいると、気軽に外食することもできなくなり、質素な家の食事が中心になりました。
2年後に2人目を出産したため、質素な食生活は途切れることなく続きました。
このように、食生活が変わったことで、以前のように、おならが臭いと感じることは、ほとんど無くなりましたね。
もちろん、バーベキューや、バイキングなどで、肉をいつもより大量に食べたりすると、次の日におならが臭くなることはあります。
そんな時には、意識して次の日の食事を減らすようにしています。また、野菜やヨーグルトなどの発酵食品を摂るなど、早めに対策をすれば、すぐにおならも元に戻ります!
やはり、人間にとって食事はとても重要なのだと痛感させられます。
便秘や痔が臭いおならの原因だった!
もともと20代のころから便秘気味で、便がかたいとき、排便のあとに出血することがありました。
1人目を出産後、便秘がさらに悪化し、切れ痔もひどくなりました。あまりにも痛くて排便後に1時間動けないくらいにまでなってしまうこともありました。
痛さが嫌で、排便回数も減ったので、おならの臭いもさらに悪化。悪循環ですね!
しばらく痔の治療を続けていたのですが、治らないので、思いきって日帰り手術を受けました。
こうして痔の恐怖を体験した私は、二度と便秘にはなるまいと誓ったのです。
一日一回は必ず排便し、便がかたいと感じたら、便をやわらかくする薬(酸化マグネシウム)を飲みました。
私は錠剤タイプの薬を服用していたので、個数で効き目を調節でき、その効き目も穏やかなので気に入っています。
便秘を解消してしばらくすると、やはり、おならの臭いが気にならなくなるのです。
それとともに、全体的に体調が良くなり、ストレスも減少。以前は、なかなか治らなかった「吹き出物」も減ってきて肌の調子もよくなりました。
今思えば、妊娠、出産がなければ、自分の生活スタイルが改善されることもなく、おならの臭いどころか、もっと健康を害していたかもしれません。
おならが臭いのまとめ
こうしてみると、おならの臭いは、体が発信する大事なメッセージと思えてきませんか?
もし「最近ちょっと臭いな」とか、「いつもとちがうな」といった違和感があるなら、食生活や生活習慣を、見直す時期なのかもしれません。
どうか、「おならぐらいで…。」と軽く思わず、一度そのメッセージに耳をすませて見てくださいね。