スマホ料金節約のためシムフリーを知ろう!ソフトバンクやドコモガラケーからの乗換例
2016/07/16
もはや一人一台が当たり前になったスマートフォンですが、通信料金についてはまだまだ詳しくない人が多いのではないでしょうか。私の会社では、周りがスマホに変えたから、変えようという人が結構多いように感じます。
「毎月通信量どれだけ使っている?」と聞いてみてもハッキリとした答えも返ってきません。ということは無駄な通信量設定で無駄な通信料金を払っている可能性が大きいかもしれませんね。
毎日、10円でも1円でも安い食材を買い求めている主婦のあなた。通信料金の見直しを行えば、効率よく節約ができますよ。SIMカードについての基礎知識と我が家の節約事例を3つ紹介します。
①ソフトバンク(スマホ)⇒ ドコモ(ガラケー通話のみ)+格安キャリア(データ通信)【私】
②ドコモ(スマホ) ⇒ ドコモ(ガラケー通話のみ)+格安キャリア(データ通信)【妻】
③ドコモ(ガラケー) ⇒ ドコモ(ガラケー通話のみ)+格安キャリア(データ通信)【妹】
の3パターンになります。ほとんどの方に当てはまると思いますのでぜひ参考にしてください。私と妻で月1万円近く節約できていますよ!
目次
スマホ料金を節約するため格安シムについて知っておこう
●SIMカード
SIMカードは携帯電話で使われている電話番号を特定するたもの固有のID番号が記録されたICカードになります。これがないと携帯は全く動きません。サイズが色々あって、左からフル-SIM、mini-SIM、macro-SIM、nano-SIMと呼ばれています。
機種や種類によって、SIMのサイズが決まっていますので注意が必要です。iPhone5以降ではnano-SIMが使われています。
●SIMロック
以前までの日本では、ドコモのSIMカードはドコモの携帯電話でしか使えないようにロックがかかっていました。これをSIMロックといいます。2015年5月1日から「SIMロック解除の義務化」が始まり、本人が希望すればドコモ、ソフトバンク、au(3大キャリア)でロックを解除することができるようになりました。
●格安シム(キャリア)
格安シムを扱っているキャリアは現在、数十社にも及びどこのサービスを利用すれば良いか迷うところです。コストパフォーマンスだけで選ぶと、通信速度が悪すぎるといったデメリットがありますので注意が必要です。利用者ランキングですが以下のようになっています。
①OCNモバイルONE 16.4% (ドコモ回線)
②楽天モバイル 15.9% (ドコモ回線)
③IIJmio 11.3% (ドコモ回線)
④BIGLOBE 7.8% (ドコモ回線)
⑤mineo 6.8% (ドコモ・au回線)
【MMD研究所 2016年3月格安SIMサービスの利用動向調査より】
調査対象者:15歳~69歳の男女35061人
調査期間 :2016年3月2日~3月5日
スマホ料金の節約するためソフトバンクから乗り換えた事例
まずは、私の事例から。格安キャリアに変更する前はソフトバンクのiPhoneを使用していました。そして、iPadも持っており通信はモバイルルーターを利用していました。料金体系はこんな感じです。
【変更前】
iPhone 6,000円/月
iPad 0円/月(キャンペーン時に加入)
モバイルルーター(7GB) 3,799円/月
毎月合計 9,799円/月
今、考えてみるとiPhoneもあってルーターの7GBは相当無駄でしたね。毎月約一万円ほどの出費です。スマホとガラケーの2台持ちにしており、変更後の料金はこんな感じです。
【変更後】
スマホ
ネクサス7端末代 1,500円/月
ビッグローブ(3GB) 1,000円/月(データ通信のみ)
契約手数料 3,000円
ガラケー
ドコモガラケー端末代 0円/月
ドコモガラケー通話料 1,000円/月(タイプSSバリュー)
MNP(乗換手数料) 2,000円
その他
iPhone解約金 9,500円
iPad解約金 9,500円
乗換特典 -15,000円
初月合計 15,500円
毎月合計 3,500円
解約金がかかったので、初月こそマイナスになりましたが、2ヶ月目からは約6,500円の節約となっています。どれだけ節約になっているかイメージがつきにくいと思いますのでグラフをのせておきますね。
赤が変更前で青が変更後になります。24ヶ月後の節約額は、
235,176 - 96,000 = 139,176
2年間で約14万円の節約です。かなりの額ですね!初めは、2台持ちにすることでデメリットがあるかと思っていましたが今では全く気になりません。
スマホ料金の節約するためドコモから乗り換えた事例
続いて、ドコモのスマホからの乗り換え事例です。私が格安キャリアに乗り換えてから、すぐに妻に2台持ちを提案しましたが、当初はあまり乗り気ではありませんでした。2台持ちが面倒くさく感じたのと、スマホ代金の支払いも終わっていなかったという理由です。
【変更前】
スマホ端末代 3,171円/月
月々サポート -2,205円/月
タイプXiにねん 743円/月
パケホーダイ(3GB)4,700円/月
SPモード 300円/月
携帯保証 380円/月
あんしんパック 600円/月
SPモード決済 972円/月
消費税 525円/月
合計 9,186円/月
SPモード決済など、よく分からないものもついていました。変更後はこんな感じです。
【変更後】
スマホ
スマホ端末代 3,171円/月
ビッグローブ(5GB) 1,500円/月
契約手数料 3,000円
ガラケー
ドコモガラケー端末代 1,300円/月
ドコモガラケー通話料 1,000円/月 (タイプSSバリュー)
契約手数料 3,000円
その他
解約金 9,500円
初回合計 22,471円
毎月合計 3,800円(スマホ端末代抜き)
赤が変更前で青が変更後になります。5ヶ月目までは、スマホの端末代金の支払いが残っていたので差は緩やかですが6ヶ月目からは、差が開いているのがわかると思います。24ヶ月後の節約額は、
202,110 - 122,555 = 79,555
2年間で約8万円の節約になります。我が家の節約額は2年間合計で約22万円にもなります。旅行代金が簡単に出ますね!
スマホ料金の節約するためガラケーから乗り換えた事例
ドコモガラケーからの乗り換え事例です。妹がガラケーなのに毎月5,000~6,000円かかっているというので、スマホへの乗り換えを提案しました。
【変更前】
ドコモ通話+データ通信 6,000円/月
※詳細がわからないのでざっくりと6,000円で計算します
【変更後】
スマホ
端末代金 30,000円(エクスペリアA2 S0-04F)
OCN(3GB) 1,000円/月
手数料 3,000円
ガラケー
通話料 1,800円/月(タイプSSベーシック)
毎月合計 2,800円/月
赤が変更前で、青が変更後になります。スマホの端末を一括購入しているので、10ヶ月目までは節約できていませんが24ヶ月後の節約額は、
146,280 - 100,200 = 46,080
2年間で約4万6000円の節約になります。ガラケーからスマホに変えて、更に節約もできれば言うことなしですね。スマホは高いというイメージを持っている方、検討の余地ありですよ!
スマホ料金節約のまとめ
●自分のプランを一度確認してみましょう
●通信トラブルなどもあるので格安キャリアは大手の中から選ぼう
●自分の使う分だけのデータ容量を選ぶ
●変更前後の料金をしっかり検討しよう
格安キャリアに乗り換えれば節約できることは間違いないですが、大手キャリアに比べてサポートが弱い、通信速度が遅いなのどのデメリットもあるので理解しておきましょう。
我が家では、乗り換えてから2年が経ちます。ガラケーの2年縛りが切れるので乗り換えを検討中なので、またお得情報があれば紹介していきますね。