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子育て中の叱り方のわからない!?私が実践する2つのルール!

   

叱る
現在、イヤイヤ期と言われる年齢の我が娘。今までどちらかというと上手く言葉が使えない子供の意思を親がくみつつ、親の意思決定していたのが、自我の芽生えと共に、何をするにもイヤ、してはいけないことも止めちゃイヤ…。

いけないことはダメと教えたいけど、さとしてもなかなか言うことを聞いてくれません。この時期になると子供への叱り方に悩みます。

他の親子を観察していると、明らかに理不尽な主張をする子供への対応は様々で、困った顔で根気強く説得しようとする方から、それとは対照的に声を荒げて叱りつけて力業で持っていこうとする方もいます。

私が同じ立場なら公の場でアタフタとなるべくはしたくないなぁと思いますが、いよいよ自己主張が強くなってきたときに自分は理想通りの叱り方ができるのかな?

私はどうやって子供を叱っているんだろうと最近考えるようになってきました。ここでは、私なりの叱り方のルールをお伝えしますので、あなたの叱り方の参考になればと思います。

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私はすごく叱られて育った

私は3人兄弟の真ん中の子供で両親は夫婦共働き、お父さんはいつも残業で遅く家事育児は全て母親の仕事でした。

母はとにかくせっかちで「早く早く」と私たちを捲し立てては慌ただしく子育てをしていたようで母の「早く!」はよく覚えていて今でも孫に「早く!」と言っています。

2つ離れた姉とは小さい頃よくケンカをしていて、姉と私はいつもこっぴどく叱られていたそうです。ですが、私は母にしかられた記憶が全くありません。

では、姉だけが叱られていたのかというとそうではありません。私も同じように叱られていたのですが、その記憶が全然ないのです。

他の場面でも、私は勉強が苦手な上どんくさい子供だったので母に怒鳴られて叱られていることは何度もあったようです。

私が母親に怒鳴られて泣きながら掛け算を覚えさせられていた様子を姉は鮮明に覚えていて、「あんなにバンバン机を叩いて怒鳴られていたのに覚えてないの?めちゃくちゃ叱り方が怖くてこっちがドン引きしてたよ」と言いますが、ある時期のこういった記憶がスポッと抜けたように思い出せないのです。

おりこうさんな姉と要領の良い妹に比べると私への母の叱り方は本当に激しかったらしく、手は絶対にあげませんが言葉を荒げられる事が多かったようです。

私は母の叱り方があまりにも怖かったので、記憶を全部消してしまっているのかもしれませんが、声を荒げて叱っている親を見て嫌な体験があるから、人様のやり取りを見て怒鳴ったりはしたくないなぁと思ってしまうのでしょうか。

私はなるべく感情的には叱りたくないので、子供を叱るときはある方法を一定して行うようにしています。

私が実践する叱り方の2つのルール

私の子育ての場面で娘を叱る場合とはどんな事があるかというと、最近よくあることは「約束を守らなかったとき」に起こるので、その時に私がどのようにして叱っているかを紹介しますね。

よくある出来事は眠る直前、ひっきりなしに遊びを要求する娘に対して「この遊びが終わったら、おもちゃを片付けてお布団の部屋へ行きましょう。お約束できますか?」と約束を取り付けます。

2歳の子供に対して杓子定規に何でも聞きなさいというのはあまりに酷なのは分かっているので、例えば本を2冊読んだら寝ますよ、と約束したのをもう1冊お願いと言われればじゃあ後1冊までね、と幅を持たせます。

しかし、それを守れなかった時、少しの説得を試みていよいよ「お叱りモード」に入ります。

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①約束を言葉で繰り返し確認
娘とした約束を言葉で繰り返し、幅を持たせたことも恩にきせつつ、もうこれ以上は駄目です。約束違反をしちゃいけませんよとお断りします。

断られた娘はねばりますが、さっき伝えたことを何回か話します。話がわからないから無理矢理電気を消したりして乱暴な事をすると何故叱られているのかわからなくなるので、あくまで言葉で「あのお約束はどうしたの?」と問いかけます。

2歳の娘なりに理由を必死になって伝えて来る時もあり、まれに私がこの時点で折れることもあります。すると、一度要求が通ると娘も意地をはらず素直になれるようで、その後すんなり言うことをきいてくれるようになります。

それでも聞かない場合は次の手段にうつります。

②泣き叫んで話を聞かない時は「お話が聞けるまで」一度その場所を離れる
①の時点で納得してくれるならいいのですが、言うことをあくまで聞かなかったり泣きはじめると感情がもつれてしまって何を言っても話を聞いてくれることはありません。

そうなってしまった場合はしょうがないので気持ちを落ち着かせてもらうためにも、その場を離れる事でもつれた線を一回切ってしまいます。

私は眠るシーンに限らず、とにかく全ての事に同じパターンを使って娘を叱るようにしています。なぜ一度その場から離れてしまうのかと言うと、娘を落ち着かせるためでもあるのですが私自身がストレスをためないようにするためです。

追い詰められると私は感情的になってしまうタイプなので、「怒る前に一呼吸」なんて冷静な事は無理です。カッとなる前にとにかくストレスの場面から一回完全に離れます。

そうすると娘に感情的な言葉をぶつけることもないし、遠くからだまりこんでいたり泣いている小さい娘を客観的に見つめると、自分の感情と一生懸命戦っているだと、可愛く思えて自分のイライラも落ち着いてくるのです。

娘が謝ってくれる時には私も「母さん、おこりん坊になりたくなかったからお布団の部屋から出たのよ。いなくなってゴメンね。」と正直に謝るようにしています。

私が謝るとそれまで緊張していた娘の表情があきらかに和らぎます。

その顔を見ると「今日叱った事に反省点はあったかな…。明日はもう少しうまくやろう。明日はもう少し優しくしよう。」と前向きな感情が芽生えてくるのです。

子育て中の叱り方はそれぞれ?

先程、私は声を荒げることはしないと書きました。でも、否定はしていません。なかなか、やんちゃな男の子だとお母さんが「ねえねえ」なんて、ちょっと言っただけでは聞いてくれない事もあるだろうし、逆にちょっと怒っただけでも直ぐにパニックになってしゅうしゅうがつかなくなる場面もあると思うのです。

私は子供の性格をよく知っている親が子供と向き合いながら決めれば良いことだと思います。躾として手をあげる事は私は絶対にしませんし肯定もしませんが、どういった状況で行われたのか、それが感情的にされたのか、相手にどう伝わったかで判断されるべきだと思っています。

私は自分の母親に叱られて育っていますが、母親が私を愛情を持って叱ってくれていたと思うし、今は私たち兄弟の子育てをやりきってくれて本当に感謝しています。

これから成長にわせて娘とのやり取りも複雑になってくるかもしれませんが、どういう風に叱ったとしても、私の母と私のように、大切に想う気持ちが子供にいつか伝わればそれで良いのだと思っています。

子育て中の叱り方のまとめ

今回は、私なりの叱り方のルールを紹介しました。

この方法が絶対に正しいとはもちろん言い切れませんが、毎日、毎日、叱っても変化がないとお困りであれば、私の叱り方をまねてみてはいかがでしょうか。

まずは、約束したことを繰り返し伝える。そして、子供が泣きじゃくってパニックになったら、一旦その場から立ち去り客観的に見てみる。これをぜひ、実践してみてくださいね。

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