子育てと仕事の両立は難しい?辛い時期を乗り越えられた3つの出来事
現在、二歳半になる娘は「イヤイヤ期」真っ最中!
私の同級生は珍しく子供の頃イヤイヤ期がなく、それでも立派な大人に成長している人がいるので、「私の子供もイヤイヤ期をすっとばして楽に幼児期を乗り越えられないかしら~。」
なんて思っていましたがそんな奇跡はやっぱり起こりませんでした。
でも、イヤイヤ期で「子育てが辛いな…。」と感じているのではありません。
もちろんそれなりにイライラはしますが、イヤイヤ期で辛いと感じる以上に出産後から子育てをしている環境でとても辛いと感じる時期があったからです。
そんな私ですが、いまではその辛い時期を乗り越えて子育てを楽しんでいます。
今回は、この辛かった時期についてお話したいと思います。現在、子育てが辛いなと感じている、あなたの心が少しでも安らげばと思います。
子育てと仕事の両立の辛さ
私は娘がお腹に来てくれた時、産後も仕事を継続するつもりでした。
我が家は自営業の旦那と平社員の私で経済的に余裕がなかったので、子供が欲しいと思った時は会社の繁忙期を避けて出産できるように計画妊娠をしたのです。
私の会社は同僚は理解がある人ばかりでしたが社長はその逆で、社員が休んで仕事に穴を空けることを嫌がる人でしたので、産前も体調管理に努め、産後すぐに職場復帰した時も目をつけられないように、すごく気を張っていました。
しかし、娘を預け始め復帰してから3日目で早速娘が体調を崩し5日間の入院となってしまって復帰直後なのに有給を使って休む事に…。
退院した後も娘はしょっちゅう風邪をひき、娘の通院で度々会社を休む事になり、酷いときは1ヶ月で10日休んだりしていました。
社員は優しく声かけしてくれますが、社長の私に対する対応がどんどん冷たく言葉も厳しくなり、遠回しに離職をすすめられたりもしました。
旦那とも休みの取り方で口論となることが多くなり、とにかく家庭も険悪になっていました。
娘の事は大好きでしたが、仕事復帰直後の時期は職場で社長から受けるストレスと娘のお世話でいっぱいいっぱいで、生後すぐのときは夜に娘を抱いて泣いていた辛い思い出しかありません。
辛い子育て時期をどう乗り越えたか
出産、育児、仕事と周囲の言葉の辛さでボロボロだった私ですが、いくつかの出来事をきっかけに「子育てって辛い…」と口にすることが無くなりました。
①娘の成長を実感したとき
ある朝、本当になんの前触れもなく娘がずりばいを始めました。
まるで思い立ったかのように少し離れた所にいた私の足めがけてズリズリと…。
足を急に捕まれたのでビックリしましたが、目があった瞬間に「あーー!!」と自己主張も。
夜勤帰りの旦那を急いで起こし、二人で大興奮しました。
それまでも寝返りなどで感動はしていましたが、本当に子育てするって辛い事しかないと思い込んでいたので、娘の小さな成長に目を止める余裕もなかったのです。
力強くずりばいをする娘をみて初めて「病気をしてもたくましく育ってくれている!しっかり育ってる!」と安心すると同時に、今までの会社での辛い思いも報われた気持ちになりました。
②娘が周囲から可愛がってもらえたとき
二つ目は、早くに預け初めている事も影響してか、娘は人見知りが無く常に愛想の良い子で、とにかく周囲から可愛がってもらえた事です。
親戚の集まりで人見知りする1歳の従兄弟を尻目に、いろんな人の所へ行って抱っこをせがむので、早期保育をに批判的だった人達も「早くに預けているから人見知りしないのね。」と言うようになりました。
物怖じしない娘の様子に「預けたのは間違いではなかった」と自分を肯定する事ができました。
③夫が育児に協力的になったとき
最後に、「辛い…。辛い…。」とボロボロの私を見かねた旦那が昼の仕事を辞め、休みの融通がきくようにしてくれた事です。
お陰で病気の時には午前と午後でお世話を分担できるようになり、会社を一日休む事も少なくなったおかげで社長からの攻撃もだんだん軟化していきました。
旦那に関しては「もっと早くにそうしてろよ(怒)!」と今でも少し恨みはありますが、今では一生懸命、育児をしてくれているので感謝の気持ちしかありません。
子育てが辛い時期はこう乗り越えていく
今ではすっかり体力がついて保育園を休むことが少なくなった娘ですが、成長につれ悩む事も増えてきています。
トイレになかなか行ってくれなくてお漏らししたり、夜に全然眠ってくれなかったり、好き嫌いが多すぎてご飯をあげるのに時間がかかったり…。
など、毎日イライラすることはありますが、物事を違う視点から見る事ができて、あの辛い時期を乗り越えられたから、きっとこれからも大丈夫とおおらかな気持ちで日々子育てが出来ています。
いずれ子供は親元を離れていきます。小さな成長に感動する気持ちを忘れずにこれからも子育てを一緒に楽しんでいきましょうね。