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子育てのイライラ解消法!私が実践した寝かしつけの極意!

   

寝かし付け
「子供は早く寝かしつけないと成長に影響する!」と言われると、決まった時間に寝かしてちゃんと睡眠をとって欲しいと思いますよね。

しかし、現実は思い通りに寝てくれなくてイライラする毎日。

また、子供を寝かしつけ後の家事の時間や自分を確保したいというママさんも多いでしょう。

私もその一人で、なんとか早く寝かしつけて時間を確保しようとしていました。

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寝かしつけはなぜ遅くてはいけないの?

睡眠時間が少ないと成長ホルモンに影響が出るので、できれば8時半、なるべく9時までには寝かせることが一般的に推奨されています。

最近の子供達の睡眠時間は就寝が遅いため年齢と比べて不足しがちで、それが学習の遅れなどに影響しているとメディアでも問題提起されています。

子供の成長にとって睡眠は大事なので早く寝てほしいと焦りますし、仕事とママ業を兼業している私にとっては、はっきり言って自分の時間をいかに確保するかもかなりの重要事項でした。

テレビで映画が9時から放送するなんて日には私の「早く寝てくれビーム」が子供に炸裂しますが、思い通りにはいかず、うまくいかない事にイライラしてしまうのです。

なかなか上手くいかない!子育て中の寝かしつけでイライラ…。

私は保育園に子供を預けるまでは完全母乳でしたので、ミルクと比べて消化が早い為3、4時間おきに起きて授乳していました。

夜に起こされるのは辛そうですが、おっぱいをあげれば寝てくれるので寝かし付けにもストレスはなく、起きても直ぐにおっぱいで寝てくれるので、ともてもラクチンでした。

しかし、娘が二歳と半年になる頃に二人目を授かり、おっぱいを卒業すると普通に寝かしつけることが大変になりました。

2才のいやいや期に被っていることもあるせいか、今まで素直にお布団に入っていた娘が全くきかず、布団に入ったら最後、寝かされる。とでも思っているかのように寝室へ入るのを拒否しだしたのです。

困り果てた私は育児書やネットで調べた様々な方法を試しましたがどれも効果は無く、毎日「ねなさーい!」と夜に喧嘩をするようになっていました。

娘の言葉で気付いた、寝かし付けが上手くいかなかった理由

毎晩のように寝かしつけがうまくいかずイライラするようになっていたある日、娘が帰宅して玄関の扉をしめるやいなや、私に「今日は寝ないから!」と急に宣言しました。

なんじゃそりゃ~!!と一瞬気が遠くなりそうでしたが、帰ってきてすぐにそんな事を宣言する気持ちって何だろう、と考え込んでしまいました。

よくよく考えてみると、早く寝かしつけたい私は事あるごとに「今日は早く寝ようね」と娘に言い含めていました。

朝なかなか起きないときも「遅く寝ると起きられないよ。今日は早く寝ようね。」保育園のお迎えの車の中でも「今日は早く眠れるかな~??」などと無意識に言っていたので、もしかすると食事中も食後遊んでいるときも言っていたかも知れません。

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旦那さんが夜勤で夜は不在の為、寝かしつけをひとりでずっとしていて、私もストレスは大分溜まっていたとは言え、この世に産まれてまだ二年そこそこの子供に大の大人がイライラしながらかなりのプレッシャーを与えていたわけですから、寝ないから宣言をさせてしまってかなり反省。

寝かしつけイライラを解決した方法

我が子の「寝ないから宣言事件」をきっかけに、どうやったら私がイライラせずに、そして、娘が気持ちよく寝られるかを考えてみました。

①「自分時間を持ちたい」「この時間までには必ず寝てもらわないと」と思わない
自分の時間はとても大事だし、睡眠不足も気にはなりましたが、そこにこだわる事が私のイライラスイッチを押す原因になっているならそれをまずは辞めてしまおうと思ったのです。

②娘が帰宅して眠るまではスマホもテレビも触らない
よく考えてみれば子供が「隣でねてよ!!」なんて可愛いことを言ってたのに、ある日突然「自分だけで眠るから隣に来ないで!」とか言い出す日は直ぐに来るのだから、その短い期間はスマホやテレビに時間を費やさず思いっきり娘と関わろうと決心しました。

③家事は後回し、出来なければ明日するか旦那にお願いする
その日のうちでやってしまいたい家事ですが、帰宅してから眠るまでのわずかな時間なので、娘が求めてくるなら眠るまでの時間はキッチリ相手をして、どうしてもリラックスしたいなら家事はしないで自分の時間を取る事にしました。旦那さんに次の日にやってね、とお願いすることもあります。

劇的な変化はないものの、私の対応が変わると徐々に子供の態度もかわりました。

私が寝かしつけでイライラしなくなると、娘の寝かし付けに対するグズりもトーンダウンしてきたのです。

「母さんは沢山遊んだし、また明日も沢山遊べるから今日は眠ろう」と誘うと、時にはしぶしぶ、時には素直に布団に入るようになりました。

娘も娘なりに私の努力を組んでくれたような気がして、子育てはこういう所が楽しいのだな、と改めて実感。

寝かしつけはイライラせずに大きな気持ちでやろう

子供の寝かしつけでイライラしていた私ですが、必死になって子育てしていて、立ち止まって考える暇もないので新たな角度で現状を見る事ができなかったのだと思います。

私の場合は子供の一言がきっかけになりましたが、あれがなければまだ寝かしつけのイライラに支配されていたかもしれません。

もちろん今でも寝かしつけが全て上手くいっているわけではありませんし、時には焦る事もあります。

でも、育児書通りに寝かしつけしなくても子供は育つし、自分の時間はいつかタップリとれる時が必ず来る。

そういう風に大きく構えていくことがこの寝かしつけの壁だけでなくこれから直面する様々な子育ての壁の解決策になっていくのだと思います。

いったん立ち止まって、冷静に現状を振り返ってみてください。

あなたの人生において、スマホやテレビはどれだけ重要ですか?

いつかは、離れて行く子供。

今しかない、子供との時間。とても、とても貴重な時間ですよ。

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