ワキの臭いは汗が原因？病気のセルフチェックと日常ケアをすぐ実施！

2016/07/07 2016/07/12

毎日、暑い日が続くと気になるのが汗ですよね。特に気になるのがワキの汗。薄着の季節だと衣類への汗ジミも気になりますが一番は、「臭い」ではないでしょうか。脇のにおいが最近なんだか気になるというあなた、一度、臭いの原因について理解しておきましょう。

ここでは、ワキの臭いの原因とワキガなどの病気のセルフチェック方法をお伝えします。そして、日常生活でできるケア方法を紹介しますので、ワキの臭いが少しでも気になったらすぐに実行に移してくださいね！

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1 ワキが臭いのは汗が原因？
2 ワキが臭いと感じたら病気のセルフチェックをしよう！
3 ワキが臭いと感じたら日常ケアをすぐ始めよう！
4 まとめ

ワキが臭いのは汗が原因？

まずは、ワキのにおいの原因をしっておきましょう。汗には「エクリン腺」から出る汗と「アポクリン腺」から出る汗の２種類があります。

エクリン腺から出る汗の成分はほぼ水分で透明な色をしており、臭いがありません。分布場所としては人間のほぼ全身の体表面に存在します。

反対に、アポクリン腺からでる汗はアンモニアや脂質、たんぱく質などのさまざまな成分を含んでるので、強い臭いを放つ可能性があります。黄色ぽい色をしており、衣類の黄ばみの原因にもなっています。分布場所としては、脇や耳、陰部など限られた場所に存在します。

では、臭いの原因はアポクリン腺から出る汗だけかというと、それだけではありません。多くの場合は、皮膚に存在する菌が汗を分解する際に出る成分が、においの原因となっています。ということで、臭いを抑えるためにはエクリン腺、アポクリン腺の両方の汗に対するケアが必要となるわけです。

ワキが臭いと感じたら病気のセルフチェックをしよう！

ワキのにおいで気になる病気！？といえば、「わきが」ですが、正式名は「腋臭症（えきしゅうしょう）」といいます。少し脇のにおいが気になると腋臭症を疑ってしまいますが、セルフチェック方法がありますので自分に当てはまるか確認しておきましょう。

【セルフチェック】
□耳垢が湿っている
□わき毛が太くて量が多い
□両親や兄弟にわきがのひとがいる
□わき汗が多く、衣類が黄ばむ

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当てはまる項目が多いと、腋臭症の可能性が高いと考えられます。腋臭症の原因となるアポクリン腺の量は遺伝子による影響が大きいので、両親や兄弟にわきがの人がいると可能性が高いです。アポクリン腺が成長して活発になるのは、第二次性徴期ごろからなので腋臭症が発生するのは思春期以降であることが多いです。

腋臭症でよくあるのが、実際にはわきがでないにも拘らず自分でわきがと思い込んでしまい、自己臭恐怖症になってしまうことです。セルフチェックで怪しいと感じたら、自己判断だけではなく、整形外科や美容外科の専門医の診断を一度受けてましょう。

ワキが臭いと感じたら日常ケアをすぐ始めよう！

制汗剤などを使用すれば、緊急的な対応はできますが臭いの根本まではなくせないので毎日のケアが重要になってきます。少しでも臭いと感じたら、すぐに実践していきましょう。

①ストレスや緊張・不安を解消する
仕事や育児に毎日忙しくストレスや緊張を繰り返していると、汗腺が刺激されて汗の量が増えてしまいます。こうなると、雑菌の繁殖により、脇の臭いが強くなってしまいます。臭いが強くなって、周りからにおいを指摘されると更にストレスが大きくなって負の連鎖に陥りますので、そうならないためにも日頃から意識して休むようにしましょう。暑いとシャワーだけになりがちですが、ゆっくりお風呂に入ってリラックスするのも効果的です。

②食生活を見直す
食事は毎日のことですから、意識すればすぐに取り掛かることができます。以下のような食事は極力控えていきましょうね。

・肉食中心
・ファーストフード、インスタント食品
・お酒の飲みすぎ
・コーヒーの飲みすぎ
・辛味、酸味の強い料理をよく食べる

③運動不足
運動不足であったり、一日中温度変化のない場所で仕事をしていたりすると、本来正常に機能している汗腺が働かず、汗の量を調節出来なくなります。日頃から適度な運動を心がけましょう。自宅でのストレッチなども効果がありますので行っていきましょう。